派遣のアシスタントナース1日の流れ!働き方から仕事内容まで徹底解説

派遣アシスタントナースの1日 アシスタントナース

派遣のアシスタントナースについて知りたい!

筆者はワーホリ3年目

現在は介護施設でアシスタントナースとして働いていますが

ファーム中には派遣のアシスタントナースとして1年間働いていました。

「派遣のアシスタントナースにどうやってなったのか?」「1日の流れ」「デメリットやメリット」まで徹底開設していきます。

この記事を読めばこんな悩みが解決!

  • 派遣アシスタントナースのなり方
  • 給料
  • 1日の流れ
  • メリット・デメリット

派遣アシスタントナースになる流れ

1.必要な資格を確認

オーストラリアでは、アシスタントナースとして働くためには通常、次の資格が求められます。

Certificate III in Individual Support または Certificate IV in Aged Care など、関連する介護や看護の資格。

アシスタントナースのなり方の詳細は以下の記事を参照してください。

2. 経験を積む

資格取得後、介護施設や病院などでの実習を通じて経験を積むことが重要です。派遣会社によっては、未経験でも採用してもらえる場合もありますが、経験があると有利になります。

求人を見ているとほとんどがアシスタントナースとして1年以上の経験があることを条件にしてあることが多いです。なので未経験だと難しいかもしれませんが全く求人がないというわけではありません。

私も未経験からの派遣のアシスタントナースでしたが運よく見つけることができました。

3. 派遣会社に登録

資格と必要書類が整ったら、派遣会社に登録します。オーストラリアには多くの医療関連の派遣会社が存在しますので、自分の条件に合った派遣会社を探して登録し、求人を紹介してもらいます。

派遣会社によってはリファレンス(紹介状)を求めてくるところも多いです。NDISが必要なところも多く必要書類を集めるのに少し時間がかかる場合もあるので早めに行動することをおすすめします。

NDISとは

NDIS(National Disability Insurance Scheme)は、オーストラリア政府が提供する福祉制度で、障がいを持つ人々が必要なサポートを受けるための財政的支援やサービスを提供するものです。この制度の目的は、障がいを持つ人が自立して生活し、社会に積極的に参加できるようにすることです。

もちろんですが派遣会社に登録するためにも面接が必要です。

アシスタントナースの面接時に聞かれた質問はこちらの記事を参照してください。

これらのステップを踏むことで、オーストラリアでアシスタントナースとして働く準備が整います。

シフトの管理

アプリで管理される

私が働いていた派遣会社ではアプリを通してシフトのオファーが送られてくるので働きたい場合はオファーを引き受けると仕事が入ります。

出勤や退勤の時間の管理もアプリを通して行います。

退勤時には一緒働いたスタッフと受付でサインをもらう必要があります。サインを入力するページは退勤時間間近にならないと入力することができるのでズルすることはできません(笑)

派遣アシスタントナースの1日

基本的に1日の流れはどの介護施設も大きく変わりありません。

6:30 出勤・申し送り
6:40 シャワー・清拭・更衣介助・ベッドメイキング
7:40 ダイニングへ移乗、姿勢を整える
8:00 朝食配膳、食事介助
9:00 モーニングティー休憩15分ずつ回す
9:30 シャワー・清拭・ベッドメイキング
10:00 モーニングティー介助、シャワー・清拭・更衣介助・ベッドメイキング
11:00 コール対応・記録
11:20 2人休憩(30分ずつ)
11:45 ダイニングへ移乗介助
12:00 食事配膳、食事介助
12:30 トレー回収、患者を部屋へ戻す
13:00 残りスタッフ休憩
13:15 ダイニング後片付け、トイレ介助、オムツ交換
14:00 記録
14:30 申し送り
14:45 退勤

モーニングシフトの仕事内容

6:30 出勤・申し送り

毎回違う施設に行くことになるので迷子にならないか不安になりながら出勤

駐車場は比較的入り口付近にあるためわかりやすいのですが施設への入り口が毎回違うので無事に入れるのかいつもドキドキしています。また、施設の中に入る時にカードキーが必要になるので入り口で誰かスタッフがくるのを待っています。

出勤後はスタッフに派遣で来たことを伝えて配属される場所を確認。

配属先へ移動し申し送りを一緒に受けます。

6:40 シャワー・清拭・更衣介助・ベッドメイキング

基本、ペアで行動することが多いです。

しかし1人になる時もあるのでその時は見慣れないスタッフに中には不信感を持っているレジデントがいるので派遣で来たということを伝えています。

8:00 朝食配膳、食事介助

昼食時には食事介助を任されることがほとんどです。レジデントの情報をほとんど知らないまま介助するのでこの人の嚥下はどれくらいのレベルなのか?注意することなどあらかじめスタッフに確認してから行います。

レジデントへの注意点があっても自分から聞かないと教えてくれることはほとんどないです。事故が起こる前に自分から行動することをおすすめします。

9:00 モーニングティー休憩

どこの施設に行ってもモーニング休憩は必ずあります。

施設によっては従業員用の休憩室もありますがないところもありレジデントが入り放題で正直休めないこともあります。広い庭がある田舎の介護施設は外に出てリフレッシュできます。

9:30 シャワー・清拭・ベッドメイキング

比較的手のかからないレジデントのケアをお願いされることが多いです。

11:00 コール対応・記録

スタッフが記録中ほとんどやることはないのでコール対応をしています。

12:00 食事配膳、食事介助

朝食時と同様に食事介助を行います。

配膳も任されることもありますが広い食堂の中で『〇〇さんに届けてきて』と言われても誰かわからないので先に食事介助をしたいと自分から申し出るようにしています。

13:00 スタッフ休憩

休憩は基本30分です。休憩室・庭・食堂で休憩をとるように言われることが多いです。

施設によって余っているランチの残りをくれるところもあります。

13:15 コール対応、トイレ介助、オムツ交換

午前が終わるとやることはほぼ終わりなのでコール対応やおむつ交換を行います。

お昼が終わるとやることが全くないのでぼーっとしたり施設のアクティビティに一緒に参加して過ごしていることが多いです。

14:00 記録

派遣は記録する必要がないので退勤の時間まで待ちます。

待っている時間は携帯を触ったり(許可あり)スタッフと雑談して過ごしていることが多いです。


14:45 退勤

時間になったら一緒に働いた方にサインをもらい終了です。

給料

私が働いていた派遣のアシスタントナースの給料は以下の通りです。

モーニングシフト$36

アフターヌーンシフト$38

ナイフシフト$42

土曜日1.2倍

日曜日1.5倍

祝日2倍

アシスタントナースでいくら稼いでいるのか詳細気になる方はこちらの記事を参照してください

メリット・デメリット

メリット

柔軟な勤務時間                                       派遣アシスタントナースはシフトを選ぶことができるため、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

さまざまな環境での経験                                              異なる医療施設で働くことで、幅広い経験やスキルを身につけることができます。

毎回違う場所に行くので緊張しますが英語力も伸びることにもつながるので英語に自信がない私にはとてもいい環境でした。

高い需要                                                 オーストラリアではアシスタントナースの需要が高く、雇用の機会が豊富です。

給与の可能性                                             派遣労働者は通常、時給が高めに設定されていることが多いです。

ネットワークの拡大                                        様々な職場で働くことで、他の医療従事者とのつながりを広げることができます。

同じ場所に連続で派遣されることもあるのでスタッフと親しくなることも。思わぬところで日本人にも会うのでびっくりしますが交友関係が広がりやすいので友達を作りたい方にはおすすめです。

デメリット

安定性の欠如                                        派遣のため、定期的な雇用が保証されず、収入が不安定になることがあります。

職場環境の変化                                             環境が頻繁に変わるため、毎回新しい人間関係を築かなければならず、ストレスになることがあります。

福利厚生の制限                                                 派遣労働者は通常、フルタイムの職員に比べて福利厚生が制限されることが多いです。

スキルの不均一                                                      異なる職場で働くことで、特定のスキルを深める機会が限られることがあります。

責任感の違い                                             派遣としての立場から、時には責任感が薄いと見なされることもあり、職場によっては疎外感を感じることがあります。

必要な英語力

一般的には、英語のスピーキングとリスニングの能力は「中級レベル」が求められることが多いです。派遣AINの仕事内容としては介護施設と大きくは変わりないのですでに経験がある方は特に心配することはないかなと思います。

ただ毎回異なる場所、クライエントなので何か仕事を一人で任される時は事前にクライエントの情報を確認したり物品の配置などを自分で聞いて理解できる能力が大事だと思います。

基本的なコミュニケーション能力                               患者やスタッフとの日常的な会話ができる程度の英語力が求められます。特に、医療用語や日常会話の理解が重要です。

リスニングスキル                                         患者や医療スタッフからの指示や質問を正確に理解するためのリスニング能力が必要です。

文書理解                                            医療記録や指示書、薬のラベルなど、書かれた情報を理解できる能力が重要です。

口頭表現能力                                             患者の状態を報告したり、簡単な説明を行ったりするための話す能力が必要です。

専門用語の理解                                            医療に特有の用語や表現についても理解し、使いこなせることが望ましいです。

まとめ

アシスタントナースは、看護師のサポートを行う医療専門職です。AINは看護助手とも呼ばれ、主に患者の基本的なケアを担当しますが、資格を持つ看護師や登録看護師(Registered Nurse, RN)の指示のもとで業務を行います。派遣のアシスタントナースは派遣のアシスタントナースの会社に登録することによってなることができます。自由に働く時間を選ぶことができたり介護施設で働くより給料も高いのでおすすめです。デメリットは車がないと働けないことと毎回違う場所になるのでそれがストレスになる場合もあります。

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