オーストラリアへワーホリを考えているけどデメリットが知りたい
ワーホリ3年目の私が感じるデメリットを赤裸々に告白していきます。
こんな悩みがある方に読んでほしい!
- オーストラリアワーホリを検討している
- ワーホリしたいけど今後のキャリアが心配
- 経験者が感じたリアルな声を聞きたい
結論からお話すると
オーストラリアのワーホリは貴重な経験や成長の機会を提供してくれますが、生活費の高さ、仕事の不安定さ、英語力の必要性、ビザ条件の厳しさなどのデメリットがあります。
物価が高い
オーストラリアの物価は、都市や商品によって異なりますが、全体的に見ると日本と比較して1.5倍から2倍程度高いとされています。
特にシドニーやメルボルンなどの大都市では、家賃や食費が非常に高く、短期間の仕事だけでは生活費をまかなうのが難しい場合があります。節約しながら生活する工夫が必要です。
家賃
オーストラリアの家賃は日本の2倍近いことが多いです。
私が住んでいるゴールドコーストのシェアハウス相場は週$190〜300(約18,050円~28,500円) もちろん、立地や設備、他の条件によって大きく異なります。
私はシェアハウスに住んでいて月々の家賃は$950(約90,250円)かかっています。
家賃を抑えるには
- 郊外に住む 都市の中心地から離れることで、家賃が安くなることが一般的です。交通費が増える可能性がありますが、公共交通機関を活用すれば通勤・通学も容易です。例えば、シドニーでは中心部よりも西側の郊外や、ゴールドコーストでは海岸線から少し離れたエリアが家賃が安い傾向にあります。
- シェアハウスを選ぶ シェアハウスは最も一般的な方法で、他の住人と家を共有することで家賃や光熱費を分担できるため、家賃が大幅に安くなります。特にゴールドコーストやシドニーのような都市部ではシェアハウスの需要が高く、多くの選択肢があります。
外食・カフェ・ 食料品
飲食費もオーストラリアの方が高い傾向にあります。たとえば、外食すると一食で日本円換算で2,000〜3,000円かかることもあります。
外食費を減らし自炊を増やすことで、全体的な生活コストを下げることができます。食料品はやや高い傾向にありますが、外食するよりも総合的に安くなることが多いです。
スーパーでは週ごとに商品が半額や◯%引きなどセールになることが多いです。セールのタイミングに合わせて買い物することで費用を抑えることができます。
また野菜やフルーツなどは日本より安くなっていることも多いので賢く買い物すれば食費を節約することができます。
公共交通機関
公共交通費も日本に比べて高いです。シドニーやメルボルンなどでは、片道で数百円から1,000円以上かかることがあります。
しかしオーストラリアでは多くのオーストラリアの都市では、公共交通機関に乗る際にICカード(例:Opalカード(シドニー)、Mykiカード(メルボルン)、Go Card(ブリスベン))を使用することで割引が適用されます。これにより現金運賃よりも安く利用できることが多いです。
また、不定期ですが交通費$0の日があったりバスでも機械の故障やデモなどで交通ICカードをスキャンする機会が停止していることを多々見かけます。
例えばNSW州対応のOpalカードでは、一定回数乗車後に割引が適用されたり、週末には運賃が割安になるなどの特典があります。
現在QLDでは期間限定ですがオーストラリア北東部クイーンズランド州政府が運営する公共交通機関の料金が、いくら乗っても片道50豪セント(約52円)になっています。
娯楽・サービス
映画館のチケットやフィットネスジムの料金など、娯楽やサービスに関する費用も日本より高いです。映画のチケットはオーストラリアでは日本円に換算して2,000円前後が一般的で、日本の平均1,500円より高めです。
オーストラリアの大手映画館『EVENT』では州1回(毎週火曜)映画が半額で見れる日があるのでお得な日を狙っていくと費用を抑えることができます。
オーストラリアのジム料金は、日本と同様にジムの規模や設備、場所によって異なりますが、私は世界中にあり有名なAnytime Fitnessを利用していますが月額$80です。
ちなみにゴールドコーストで一番安いジムは週$5とかなり安いです。
オーストラリにはたくさんのジムがあるので目的やライフスタイルに応じたジムを選ぶことで費用を抑えることができます。
確かにオーストラリアの物価は高いですが情報を得ることで費用を抑えて生活することができます。 そしてオーストラリアの平均給与も日本より高い傾向にあるため、生活の質は個人の収入次第で異なります。
安定性が低い
短期や低賃金の仕事が多い
ワーホリビザでは通常、同じ雇用主のもとで働ける期間が制限されています(通常は6か月)。 そのため、短期的な仕事が中心となり、安定した職を見つけるのが難しいことがあります。また、労働条件や賃金が低い仕事に就く可能性もあります。
オーストラリアでは簡単にクビにされます。突然「明日から来なくていいよ」と言われることも普通にあるので常に精神的に不安があります。
英語力が求められる
当たり前ですがコミュニケーションや職探しの際に英語力が必要です。英語力が不足していると、仕事や日常生活での困難に直面する可能性があります。
特に今はオーストラリアへワーホリへ来ている日本人が多いことや、日本以外の英語がネイティブな国からもワーホリへ来ている外国人がたくさんいるので仕事探しは本当に大変です。
企業側は即戦力となる人を求めているので英語が話せないと苦労することが多いです。
家から突然追い出される
オーストラリアワーホリあるあるなのですが突然家から追い出されることがあります。
日本に住んでいたらありえない話なのですがオーストラリアではオーナーが「出ていって」と言ったら出ていくしか選択肢はありません。
なかには翌日や1〜2週間後に出ていってと言われるパターンもあります。家を探すのは簡単ではないのでもし家が見つからなければホームレスになってしまいます。
実際経験してみないとわからないのですが「家がない」というのはかなりストレスです。何をしていても落ち着かないし常に家探しのことを考えていたりと心身ともに疲弊してしまいます。
シェアハウスに住んでいたらよくあることなので「もしかしたらこういうことがあるかもしれない」と頭の片隅に置いておいてください。
日本人コミュニティで生活できる
オーストラリアには多くの日本人が居住しており、特に都市部や観光地で日本人コミュニティが形成されています。日本人がオーストラリアに住んでいる理由には、ワーキングホリデー、留学、ビジネス、永住などがあります。
私はシドニ・ゴールドコースト・メルボルンに住んだことがありますが都市部に行けばどこに行っても日本人を見かけます。海外で母国語が話せる日本人がいたら困った時いつでも相談でき、とても心強いです。でも日本人が多く甘えやすい環境でもあります。
限られた期間の中で英語を上達させたいという人には自分をできるだけ英語環境におく機会を作ることが必要になってきます。
私のワーホリ1年目はほとんど日本人コミュニティで生活して終わりました。「日本人の友達と毎日遊ぶ」「日本人しか働いていない職場」など。オーストラリアで親友と言える友達ができたり本当に楽しい1年目でしたが「英語力を伸ばしたい!」という目標があったので2年目からは英語環境で生活できるように努力しました。
日本人の友達ももちろん大切にしていますが仕事先や家選びの際は意識して英語環境で生活できるようにしました。
ビザの条件
セカンドビザ取得のための厳しい条件
特定の地域・業種での労働が必要 セカンドワーキングホリデービザ(1年の延長)を取得するためには、オーストラリアの特定の地方で一定期間(88日以上)働く必要があります。これには農業や漁業など、体力的に厳しい仕事が含まれることが多く、条件を満たすための労働は大変なこともあります。
私は体力に自信がありましたがオーストラリアの真夏40°以上の中、長時間外で農作業をすることはかなりきつかったです。ファームの家もボロボロな小屋みたいな家に住んだり、仕事が見つからなかったり、詐欺にあったり、理不尽なことで怒られたり怒鳴られたりファーム生活は心身ともに厳しかったです。
↑電気もつかない、窓ガラスもないファームの家に2週間住んでいましたが本当に地獄でした。。泣
部屋から出ればハエだらけ&ゴミの匂いで部屋の中にいても外にいても落ち着く空間がなかったです。
そしてワーホリで世界中から人が集まっているのでファームジョブでさえも探すこと自体がとても難しいです。
予期しないビザの変更や制限
ビザ条件の変更リスク オーストラリアの学生ビザの条件は年々厳しくなってきています。ワーホリビザの申請料も上がってきています。今後政策の変更により、ワーホリビザの条件が変更される可能性があります。
まとめ
オーストラリアワーホリのデメリットは生活費の高さ、仕事の不安定さ、英語力の必要性、ビザ条件の厳しさが挙げられます。メリットもあればデメリットもあるのはどこの国も同じことですが私はオーストラリアへワーホリしてみて圧倒的にメリットの方が多いと感じています。
デメリットを聞いて不安な気持ちはあるかもしれませんが事前の準備と目標を持って取り組むことでこれらのデメリットを解消できます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。