オーストラリアで車が運転中故障したりトラブルにあったらどうするの?
今回は私がオーストラリアで経験した車のトラブルを紹介していきます!
突然車が故障するとびっくりしますよね
日本で起こっても戸惑うことなのに海外で故障するともっとパニックになりますよね。
特に私は「車に関する知識を持っていなかったこと」「オーストラリアで車が故障したらどうすればいいかわからなかった」のでとてもパニックになりました。
私は2年間で車のトラブルが2回あったのでその体験談から車が故障した時の対応方法まで説明していきます。
この記事を読めばこんな悩みが解決!
- オーストラリアで車の購入を検討中
- 車が壊れたらどうすればいいの
- 車の維持・管理について知りたい
オーストラリアで車が故障した場合は以下の手順をとるといいです。
1.安全確保
2.ロードサイドアシスタンスを呼ぶ
3.地元の整備工場を探す
ロードサイドアシスタンスがすぐに来られない場合や、軽微な問題の場合は、近くの整備工場に連絡するのも一つの手です。Googleマップや、周囲の人に聞いて最寄りの修理工場を探すことができます。
体験談①車が突然動かなくなった‥
私はこの頃コフスハーバーでファームをしていました。
この日は仕事が終わってWoolworths に買い物に行きました。
買い物が終わりエンジンをかけようとするがエンジンがかからない‥
「え、さっきまで普通に運転できていたのに‥」
車の知識がない私はパニック
とりあえずボンネットを開けました。
開けても知識皆無の私はもちろん原因はわかならない
ボンネットを開けていると買い物を終えた人が私が困っている様子を見て車の様子をチェックしてくれました(泣)
しかし原因わからず、、
実は私はこの時ロードサービスを登録していたのですが更新を忘れていて数日前に有効期限が切れたばかり‥
とりあえず車に詳しい友達に連絡
バッテリーをチェックする機械を持ってきてくれたけどバッテリーは問題なし
メカニックに持っていくしかないとのこと
でも車は動かないのでメカニックまで牽引してもらう必要があります。
オーストラリアでは「メカニック(Mechanic)」と「牽引(Towing)」は、異なる職業やサービスとして扱われています。それぞれの役割や業務内容に大きな違いがあります。
英語が拙い私に変わってファームのボスが知り合いのレッカー車(towing)を呼んでくれました。
時間も遅かったのでレッカー車が私の車を後日Woolworthからメカニックまで送ってくれました。
その後はメカニックから連絡が来て部品を交換したら無事にエンジンはかかるようになりました。
修理費$300でした(泣)
体験談②運転してたら変な音が‥
ブリスベンから1時間離れたバーペンガリーという街に住んでました。田舎すぎず都会すぎず生活するにはちょうどいい街でした。
家から近くのスーパーに行こうと車を走り出して数分して車がガタッと揺れました。
「タイヤがパンクしました。」幸いジャッキやスペアタイヤがあったので自分で交換しようと試みましたが付属のジャッキが役立たずすぎてどうしようもできず。
すぐにネットで検索してロードサービスに連絡。会員になっていなかったので電話で事情を説明し登録の手続きを済ましました。
英語でのやりとりは必須になりますがその場で簡単に手続きを済ませ入会し対応してくれるとのことでかなり安心しました。
ロードサービスの車が到着するまで約1時間かかりました。
到着後すぐにスペアのタイヤに交換してくれました。
私は「RACQ」というQLD州対応のロードサイドアシスタンスに加入しました。年会費で$110かかりましたがすぐに対応してくれたのでかなり助かりました。
車を購入したらロードサービスの登録を!
オーストラリアで車を購入したらロードサービスへの登録をしておくことをおすすめします。
1. 緊急時のサポート
- 故障やトラブルへの対応 長距離を走行中にエンジントラブルやバッテリーの故障、タイヤのパンクなどのトラブルが発生した場合、ロードサービスに加入していれば、迅速なサポートを受けられます。
- 牽引サービス 自走が不可能な場合、指定の距離まで無料で牽引してもらえます。プランによっては、数十キロから数百キロの牽引がカバーされていることもあり、非常に助かります。
2. 広大な土地と交通事情
- 広大な距離 オーストラリアは広大な土地を持つ国で、都市間の移動や郊外のドライブではガソリンスタンドや修理工場が近くにない場合も多くあります。特に田舎やアウトバック(奥地)では、助けを得るのが難しいこともあります。
- 過酷な気象条件 極端に暑い日や嵐など、過酷な気象条件の中で車のトラブルに見舞われると、早急な対応が求められることが多いです。
3. ロードサービスの主な利点
- バッテリーのジャンプスタート: バッテリー上がり時にジャンプスタートをしてくれます。
- パンク修理やタイヤ交換: パンク時にタイヤ交換の手伝いや応急処置をしてくれます。
- 燃料供給: ガソリン切れになった場合、一定量の燃料を届けてくれるサービスもあります。
- 鍵のトラブル対応: 鍵の紛失や車内に閉じ込めた際のドア開錠サービス。
4. ロードサービスの選択肢
- RACQ(クイーンズランド)、NRMA(ニューサウスウェールズとACT)、RACV(ビクトリア)、RAA(南オーストラリア)、RAC(西オーストラリア)など、各州で自動車クラブがロードサービスを提供しています。
呼び方が違うだけで州が違うところにいても助けに来てくれます。
- 保険会社のオプション: 自動車保険のオプションとして、ロードサイドアシスタンスを付けることができる場合もあります。
私は現在保険会社のオプションでロードサービスをつけています。保険会社のオプションの方が費用は少し安いです。
5. 費用対効果
- 年間費用と安心感 年間のロードサービスの費用はプランによって異なりますが、通常は$100〜$300 AUD程度。万が一の時の安心感と比較すると、非常に価値のある投資と言えます。
- 予想外の出費を抑える 故障や牽引などの緊急サービスは、非加入者の場合、かなりの高額(牽引だけで$100〜$300以上)になることも多く、予算外の出費を抑えることができます。
故障を防ぐためにできること
オーストラリアの広大な土地や気候条件において車両の故障を防ぐためには、定期的なメンテナンスと適切な運転方法が重要です。
定期メンテナンスの実施
✔︎オイル交換 エンジンオイルは、通常5,000〜10,000kmごとに交換することが推奨されています。古いオイルはエンジンの摩耗を加速させ、故障の原因となります。
✔︎フィルターの交換 エアフィルターやオイルフィルターは、定期的に交換してエンジンの効率を保ち、異物の侵入を防ぎます。
✔︎冷却液(クーラント)の点検と補充 エンジンの過熱を防ぐために、冷却液を定期的に点検し、必要に応じて補充または交換します。特に暑い夏場は重要です。
✔︎タイミングベルトやチェーンの交換 車種や年式によりますが、タイミングベルトやチェーンの交換時期を守ることは非常に重要です。破損するとエンジンの損傷につながります。
✔︎バッテリーの点検 バッテリーは、平均して3〜5年ごとに交換が必要です。劣化したバッテリーは突然のトラブルを引き起こすことがあるため、定期的に電圧や充電状態を確認しましょう。
オーストラリアでワーホリしている方はかなり古い年式の車を使用している人が多いです。また走行距離もかなり走っていることが多いので定期メンテナンスがとても重要です。
タイヤの管理
✔︎空気圧の確認 タイヤの空気圧は、月に一度はチェックし、メーカー推奨の圧力を維持します。適正な空気圧は燃費を向上させ、タイヤの寿命を延ばします。
✔︎タイヤの溝深さと摩耗の確認 タイヤの溝深さを定期的に確認し、摩耗が進んでいる場合は早めに交換します。溝が少ないと、特に雨天時のグリップ力が低下し、スリップの原因になります。
✔︎タイヤのローテーション 前後のタイヤをローテーションすることで、タイヤの摩耗を均等にし、寿命を延ばします。通常は10,000kmごとに行います。
メカニックによってタイヤ交換をしてくれない所もあります。その場合はタイヤ屋で交換が必要になります。
定期的な点検(サービス)
✔︎定期点検内容 ブレーキパッドの摩耗状態、ステアリングやサスペンションの点検、ホースやベルトの損傷確認など、専門家によるチェックが重要です。
✔︎定期点検(サービス)の受診 オーストラリアでは、定期点検(サービス)を受けることが推奨されています。車の年式や走行距離に応じて、ディーラーや認定サービスセンターで点検を受けましょう。
私は3ヶ月ごとにサービスを受けています。1回のサービスで$200前後です。
運転時の注意
✔︎無理な加速や急ブレーキを避ける 穏やかな加速と減速を心がけることで、エンジンやブレーキ、タイヤの負担を軽減し、部品の劣化を防ぎます。
✔︎荒れた路面の走行時の注意 悪路や砂利道、未舗装路を走行する際は、スピードを控えめにし、サスペンションやタイヤへの負担を最小限に抑えます。
長距離運転前のチェック
✔︎水・油・冷却液の確認 長距離を運転する前には、エンジンオイルや冷却液、ブレーキフルード、ウィンドウウォッシャー液などを確認し、必要に応じて補充します。
✔︎タイヤとスペアタイヤの状態確認 タイヤの空気圧や摩耗状態に加え、スペアタイヤの状態も確認し、万が一に備えておきます。
長期距離運転前の点検は必須です。タイヤの空気圧はガソリンステーションにある機械で簡単に確認し空気を入れることができます。
気候条件に応じたメンテナンス
✔︎暑い季節 高温の環境では、冷却系統の点検が特に重要です。また、直射日光の下に駐車する際は、サンシェードを使用し、車内温度の上昇を抑えましょう。
✔︎雨季や湿気の多い季節 ブレーキや電気系統が湿気の影響を受けやすいため、注意が必要です。車内にカビが発生しないよう、定期的に換気を行います。
場所によってはとても暑いので暑さで窓ガラスが割れてしまうことがあります。車を炎天下に置く時はサンシェードを利用したり窓を少し開けておくことをおすすめします。
まとめ
車を購入すると便利ですが故障するリスクも出てきます。突然の故障はパニックになってしまいますがあらかじめロードサービスに登録していると安心です。
オーストラリアの車は年式も古く走行距離がかなりいっている車も多いです。オージーは定期的にメンテナンスをしていれば問題ないよとよく言いますが修理費用も高いので定期的なメンテナンスと適切な運転を心がけましょう。