日本食レストランでとりあえず働こうと思ってるけどどんなこと聞かれるのか不安。日本語なのかな?英語なのかな?
私が実際日本食レストランで働いた時の体験談を紹介していきます。
筆者もワーホリ1年目の際に初めて働いた場所はシドニーの日本食レストランでした。
英語が本当にできなかった私は日本人との面接でさえドキドキしていました。
今回は面接に呼ばれる前から採用されるまでの流れを紹介していきます。
この記事を読めばこんな悩みが解決!
- オーストラリアへワーホリを検討中
- 日本食レストランに応募しようと思っている
- どんなことを聞かれるのか不安
- 英語で面接なの?日本語で面接なの?
結論からお話すると採用までの流れはこんな感じでした
1. 渡航して3日、日本語の求人サイトから応募する(英語の履歴書を用意)
2. 1週間以内に連絡が来て面接が決まる
3. 日本語で面接をしその場で採用が決まる
4. 数日後から仕事が始まる
日本食レストランの探し方
日本人向けメディアを利用する
日本人向けのローカル情報サイトや新聞にも求人情報が掲載されることがあります。
私はJAMS TVを使用しました!応募から全て日本語でできたので安心でした。
求人サイトを利用する
オーストラリアの求人情報サイトで「Japanese restaurant」や「Japanese cuisine」「Japanese chef」などのキーワードで検索してみましょう。
日本食レストランで働きたいけどできるだけ英語環境で働きたい方はオーストラリアの求人サイトで探すことをおすすめします。
SNSを活用する
FacebookやLinkedInなどのSNSでも求人情報がシェアされることがあります。「Japanese Restaurant Australia」などのグループに参加して、求人情報や現地の情報を集めましょう。
Facebookの日本人グループのコミュニティなどもあるので日本語で仕事の情報をゲットできることがあります。
日本食レストランに直接アプローチする
履歴書を用意し、興味のある日本食レストランに直接持参してみるのも一つの方法です。特に、地域の日本人コミュニティが多いエリアでは、直接のアプローチが効果的な場合があります。
オンラインの求人から申し込みをするとすぐに連絡がこないこともあります。早く仕事を開始したい方は直接レジュメを持っていくことをおすすめします。
英語初級の私が英語を見つけた詳しい方法はこの記事を参照してください↓
面接でどんなこと聞かれるの
私は日本食レストランの面接を2回受けたことがあります。実際どんなことを聞かれたのか紹介していきます。
- 自己紹介
- ビザ・滞在予定
- 日本での経験(どんな仕事をしていたのか、何を勉強していたのか)
- オーストラリア到着後何をしていたのか(仕事・学校)
- どのくらい働けるのか
- 応募した理由
質問内容は日本のアルバイトの面接と変わらないと思います。
面接は日本語?英語?
日本人オーナーの場合は日本語で面接になることがほとんどだと思います。私の日本食レストランで働いていた友人も全員日本語で面接を受けていました。
履歴書は日本語?英語?
日本食レストランの応募でも履歴書を準備することを推奨します。
一般的に**英語の履歴書(CV/Resume)を準備することが推奨されます。
英語の履歴書が良い理由
- 現地の採用担当者が英語を使うため ほとんどの採用担当者やレストランのオーナーは英語を使用します。日本語の履歴書では理解されない可能性が高いです。
- プロフェッショナリズムのアピール 英語の履歴書を提出することで、オーストラリアの職場文化や言語に適応していることを示すことができます。
- 英語力の証明 英語を使った職場で働くには、最低限の英語力が必要です。英語の履歴書は、応募者が必要なコミュニケーション能力を持っていることを示す手段となります。
時給はどれくらい
オーストラリアの日本食レストランでの平均的な時給は、職種や経験、地域によって異なりますが、以下のような目安があります。
1. 一般スタッフ(キッチンハンド、ホールスタッフ)
- $20〜$25 AUD/時程度が一般的です。最低賃金は州や職種によっても異なりますが、これを基準にしています。
- 週末や祝日、深夜勤務などの特別なシフトでは、時給が増加(ペナルティレート)することがあります。
2. シェフ・調理師(Chef、Cook)
- $25〜$35 AUD/時程度。経験や技術によって大きく変わります。
- ヘッドシェフやスーシェフ(副料理長)のポジションになると、これよりも高い時給($35以上)を得ることもあります。
3. 経験や資格による差
- 調理師の資格や飲食業での長い経験を持つ場合、より高い時給を交渉できることがあります。
- 特に和食の専門的なスキル(寿司、天ぷら、会席料理など)を持っている場合は、その技術に応じて高めの時給を提示されることがあります。
4. 地域による差
- シドニーやメルボルンなどの大都市圏では、生活費が高いこともあり、比較的高めの時給が提示される傾向にあります。
- 一方で、地方都市やリゾート地などでは時給がやや低めになることもありますが、住居手当や食事付きの条件が含まれることもあります。
オーストラリアの最低賃金は、2024年現在、約$24.10 AUD/時(フルタイムの場合)です。パートタイムやカジュアル雇用の場合はこれよりも高いレートが適用されます。これらの賃金は政府の定める基準に従っており、レストラン側もこれを守る必要があります。
労働条件や時給は交渉次第で変わることもあるので、面接時にしっかりと確認することをお勧めします。
ワーホリで実際稼ぐことができているのか詳しくはこちらの記事を参照してください↓
出稼ぎ留学というオーストラリアの仕事探しの現状についてはこちらを参照してください↓
メリット
✔︎日本人コミュニティとの接点 日本食レストランには多くの日本人スタッフや日本文化に興味を持つ現地の人々が集まります。オーストラリアで日本人コミュニティに入りやすく、心地よい職場環境を得ることができます。
✔︎日本語を使用できる環境 英語が苦手な場合でも、日本語でコミュニケーションができることが多く、働きやすい環境です。
✔︎和食のスキルや知識を活かせる・学べる 日本食レストランでの経験を積むことで、オーストラリア内外の他のレストランやホテルでのキャリアアップにも繋がります。
✔︎スポンサーシップの可能性 長期的にオーストラリアで働きたい場合、優れたスキルや経験を持っていると、就労ビザ(TSSビザなど)のスポンサーになってくれることもあります。これにより、長期的な滞在や永住の道も開けます。
✔︎賄いで日本食が食べられる レストランによりますが無料で日本食を食べられたり、余ったものはお弁当として持ち帰ることができるので自炊をしなくてもいいのと食費を浮かせることができるのはとても助かります。
✔︎英語力の向上 日本食レストランでも、現地のお客様や他のスタッフとのコミュニケーションは英語が基本です。実践的な英語力を身につける良い機会になります。
私が働いていたレストランはスタッフは全員日本人でしたが接客は英語になるので少しは英語力も必要でした。
デメリット
✔︎労働環境の厳しさ 長時間労働やキッチンでの仕事は立ち仕事で、体力を要します。特にシェフやキッチンハンドは重い鍋や食材を扱うため、腰痛や筋肉痛などの体の負担が大きくなることがあります。 また忙しい環境では、オーダーのミスやお客様からのクレームなどで精神的なストレスが溜まりやすいです。特に忙しい時間帯や繁忙期はプレッシャーが高くなります。
✔︎給与や待遇に対する不満 日本食レストランでの昇給やキャリアアップの機会が限られていることがあります。特にパートタイムやカジュアル雇用では、将来の見通しが立てにくいです。
✔︎低賃金・未払いのリスク 中には労働法規を守らない店舗もあり、最低賃金を下回る時給や、残業代の未払いなどの問題が起こることもあります。特にワーキングホリデーや学生ビザの就労者は、こうしたトラブルに巻き込まれるリスクが高いです。
✔︎日本語中心の職場環境 日本人スタッフが多く、日本語がメインのコミュニケーションになることが多いため、英語を使う機会が限られることがあります。英語力を向上させたいと思っている場合、期待するほどの成果が得られないかもしれません。
✔︎単調な作業が多い 一部のポジション(例: キッチンハンド、皿洗い、ホールスタッフなど)は、単調な作業が多く、やりがいを感じにくいことがあります。
✔︎夜間や週末のシフトが多い レストラン業はディナータイムがメインになることが多く、夜間や週末、祝日のシフトが多くなります。これにより、家族や友人との時間が制限され、プライベートとのバランスが取りにくくなることがあります。 繁忙期や連休などは休みが取りにくく、予定を立てにくいことがあります。
ワーホリで日本食レストランで働くことは悪いことなのか
ワーホリについて調べていると日本食レストランで働くことに対してネガティブな意見をよく見かけます。日本食レストランで働くことが「悪いこと」かどうかは、あなたの目的や期待、状況に大きく依存します。
たとえば、和食のスキルを磨きたい、異国の地で安心できるコミュニティを持ちたい、または安定した収入を得たいという人にとっては非常に良い選択肢です。
しかし、英語力の向上や他の業界でのキャリアアップを目指す場合には、別の選択肢を検討した方が良いかもしれません。
渡航したばかりで英語に自信がない人は日本食レストランで働きながら学校に行きある程度英語力を上げてローカルの仕事に挑戦する方法もいいと思います。
自分の目標や優先順位を明確にし、それに合った職場環境を選ぶことが大切です。
まとめ
日本食レストランで働くまでの長れを紹介してみました。
ワーホリで日本食レストランで働くことに対してネガティブな意見も多いですが私はそんなことはないと思います。
先述した通り自分の目標や優先順位を明確にし、それに合った職場環境を選ぶことが大切です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。