セカンドビザのためにファームを探したいけど方法がわからない‥
今回はファーム歴約2年の私が絶対見つかるファームの探し方を紹介していきます。
今回はオーストラリアでファーム歴2年目の私がセカンド・サードビザのためのファームの探し方を紹介して行きます。
これを読めばあなたもファームジョブを見つけることができます!
この記事を読めばこんな悩みが解決!
- オーストラリアワーホリを検討している
- ファームに行きたいけど方法がわからない
- 悪徳ファームに行きたくない
- ファームで稼ぎたい
結論からお話すると
主なファームの探し方は以下の通りです。
- seek
- Backpacker Job Board
- Harvest Trail
- AGRL LABOUR
- Jora Jobs
- 大手ファーム会社ホームページ
セカンドワーキングホリデービザとは
ワーキングホリデービザをもう1回申請・取得することで1年延長することができるのがセカンドワーキングホリデーです。1年目と同様にフルタイムで働きながら4ヶ月学校に通うことができます。
取得方法はワーキングホリデー1年目に政府指定の地域で88日間以上の季節労働をする事が申請条件の1つとなります。申請はインターネットで行う事が出来ます。
取得条件
- 以前にサブクラス417ビザでオーストラリアに入国したことがある。
- オーストラリアに滞在する場合、実質的なビザを所持しているか、前回の実質的なビザの有効期限が28日未満であること
- 18歳から30歳
- 指定されたサブクラス417の作業を3か月間完了している
- 扶養家族を同伴していない
- 申請はご本人様のみで行ってください。ご家族を申請に含めることはできません。
申請費用
$650(2024年9月現在)
ファームの探し方
主なウェブサイトFacebook
中古の物や家・仕事などなんでも探せて便利なFacebookですがファームを探すこともできます。
仕事探しのコミュニティに入ることで最新の求人情報を得ることができます。
私は以下のグループでファームを探しました!
- backpacker Jobs in Australia
- Famz オーストラリア最大の求人、ファームコミュニティ
Facebookは悪徳ファームも多いので随時募集しているファームなどは特に注意が必要です。
Hevest Trail
オーストラリア政府の公式ページだから安心
ファームの紹介のみなのでアコモデーションは自分で手配する必要があります。
AGRI LABOUR
AGRI LABOURは農業業界に特化した派遣会社です。
時給制のファームが多いので歩合制は心配という方は安定して稼げるので安心
私のおすすめはこのサイトです!これを利用して友達は稼げると人気のコットンファームで働けました。
オーストラリアの求人サイト
優良ファームで働きたいという人、ファクトリーで働きたい人、もっと情報が欲しい方へ
・seek
ただ、ピッキングやパッキンングなどの求人は少なめの印象
機械オペレーターなどの資格が必要な場合も多いです。
ファクトリーの求人は比較的よく見つけます。
日豪プレス・JAMS TV
日本語で調べることができる「日豪プレス」「JAMS TV」です。
ファーム以外の仕事や家探しなどにも使えますがファームの求人も募集していることがあります。
日本人、日本語で求人を載せていても悪徳ファームの可能性があるので注意してください。
大手ファーム公式HP
大手ファーム会社で有名なのが「Costaグループ」
主にベリー系のファームです。
最低時給が補償がされているので歩合制のピッキングジョブで最低時給を下回った労働者には歩合分ではなく時給分お給料が支払われます。
初めてのファームジョブの方や体力に自信がない方には安心ですよね。
ホームページからアプライすることができますが人気なのでシーズンが始まる少し前には応募しておくようにしましょう。申請後、許可が降りるとオリエンテーションの案内があります。面接はなく、仕事がスタートする日が決まると連絡がくるようになっています。
ブルーベリーのピッキングで有名な『Oz Group』
主に募集しているのがピッキング、パッキング、機械オペレーターの仕事です。
『Oz Group』公式ホームページから申請可能です。
コフスハーバーに会社があるのでここに直接レジュメを出すことも可能です。
Backpacker Job Board
Backpacker Job Board公式ホームページ
バックパッカー向けのファーム情報が載っているサイトです。このサイトから直接応募することができます。
私も使ったことはありますが応募しても返信がほとんどこなかったのであまりおすすめしないです。
ワーキングホステルに宿泊する
田舎に行くとワーキングホステルと呼ばれるバックパッカーが沢山あるのでそこに泊まることで仕事を紹介してもらえます。
ワーキングホステルは提携している地元のファームとのコネクションがありバッパーに泊まりながらファームをすることができます。もちろん時期やシーズンがあるのでいつ行っても仕事が絶対もらえるというわけではないので行く町のベストシーズンや採れる作物などを予め調べてから行くようにしましょう。
知り合いからの紹介
正直この方法が簡単で安心してできる方法です。
オーストラリアでは知り合いからの紹介を優遇してくれることも多いです。
できるだけ交友関係を広げて情報を得ることも悪徳ファームで騙されないようにするための大事な要素です。
ファームで稼ぐためには
時期を選ぶ
オーストラリアは、気候や季節が非常にはっきりしている広大な国です。
たとえば、真冬に南部に到着すると、収穫の機会はほとんどありません。
行く都市、時期によって採れる作物が異なります。セカンドビザを取得することを考えている場合はファームに行くシーズンを見極めて渡航を考えることをおすすめします。
オーストラリアのフルーツの季節の概要を把握できるように、州ごとにまとめた収穫カレンダーを参考にしてみてください。↓
時給制のファームで働く
ファームでの給料形態は『時給制』と『歩合制』があります。
時給制
時給制はその名の通り時給で給料がもらえます。オーストラリアの最低時給は24.10ドル(2024年時点)で、働いた時間に乗じて給料がもらえます。もちろん最低時給以上のファームもあります。
歩合制
歩合制は自分が収穫した量(出来高)に応じて給料が発生します。ファームによってレートが決められています。なので働く時間が短くてもたくさん収穫できれば時給以上の給料をもらえることができます。
経験者の場合、歩合制の方が稼ぐことができますが経験者でも向き・不向きがあるので体力があって早く仕事ができる自信があれば歩合制をおすすめします。
でもほとんどの方は未経験者でセカンド・サードビザのためだけのファームジョブだと思うので基本は時給制のファームで働いた方が安定して稼ぐことができます。
歩合制のファームで稼ぐことができても自然相手のファーム仕事なので突然収穫量が減ることはよくあることです。そういうリスクを踏まえると時給制をおすすめします。
ファーム探しの注意点
悪徳ファームに気を付ける
特に英語ができない人、ファームについて調べていない人は騙されやすいです。
また、日本語で書いてある求人やFacebookで探す求人は悪徳ファームが多いので注意が必要です。
私もファームを始めた頃英語ができず、情報も少なかったのでたくさん騙されました。
・給料未払い
・仕事をくれず家賃だけ払わされる
・最低賃金以下
・求人情報と労働環境が異なる
・ファームに到着後連絡が途絶える
このような悪徳ファームは未だ存在しています。
悪徳ファームに騙されないためには
事前に細かい情報を確認しておくことが必要です。それでも嘘の情報を発信する人がいるので「たくさん求人が出ているファーム」「翻訳機を使ったような日本語の求人」など少しでもおかしいと思ったら連絡はやめましょう。
事前に確認しておくこと
・給料形態/歩合制の場合レート
・雇用条件(経験・英語力・提出書類など)
・宿泊先の手配
・仕事内容(いつから働くことができるのか)
・労働時間
・シーズンの終わりはいつなのか(いつまで働くことができるのか)
・車は必要か/車がない場合送迎してくれるのか(送迎費用)
・準備するもの
最低限これらの情報は確認しておきましょう!
私の悪徳ファーム体験談参考にしてください↓
もし悪徳ファームに行ってしまったら‥
先述したように私は初めてのファームがまさに悪徳ファームでした。
・給料未払い(どんなに催促しても払ってくれない)
・ファーム到着後かれ連絡がなかなか取れない(いつ仕事なのか教えてもらえない)
・何も言わずコントラクターが別の都市へ引っ越ししていた
・用意されたアコモデーションが写真と違う
どうしても給料だけは振り込んでもらいたかったので毎日連絡をしていましたが無視
そこで『Fair workに訴える』と言ったところすぐに振り込んでもらえました。
Fair workとは
Fair Work Commissionは、オーストラリアの職場関係の審判機関です。従業員と雇用主が職場の問題を解決するサポートをしています。
よくある問題としては、不当解雇、いじめ、セクハラ、差別、職場の権利に関する紛争などがあります。
通訳サービスもあるので英語に自信がなくても大丈夫です。
体力勝負の仕事
ファームは体力仕事だとわかっていたけど実際行ってみて想像していた以上きつい仕事でした。
私は力仕事ではない(ブルーベリー、ラズベリー、ライチなど)を主にやりましたが重いものを扱わなくてもしゃがんだ姿勢や立ちっぱなしなど全身に負担になる姿勢が多かったです。また、40℃近い猛暑の中8時間以上ピッキングの仕事をすることはかなり体力的にきつかったし熱中症になっている人もたくさんいました。
体力的に自信があっても慣れるまでは大変だと思うので覚悟と自分のケアが大切だと思います。
ファーム中どこに滞在するのか
主な宿泊先は以下の通りです。
- バックパッカー
- シェアハウス
- キャンプサイト
- キャラバン
中には仕事と宿泊先がセットとなっていることもあります。
場所によってはキャンプサイトやバンの中で寝泊まりなどもあります。
ファームのシェアハウスやバックパッカーは汚いところも多いのでそれなりに覚悟が必要です。
私は窓なし、電気なしの家に住んでいました。蜂とか虫が部屋に入ってきていて初めは本当に怖かったです。
車は必要か?
車はなくても大丈夫です。同じ家に住んでいる人やコントラクターが手配した人が送迎をしてくれます。送迎費用は必要になります。また、仕事以外にも買い出しにも連れて行ってくれます。
しかし、車があった方が確実に仕事の幅も広がります。
また、ファームがあるのは大体田舎なので車がないとどこにも遊びに行くことができないです。オーストラリアは豊かな自然が多く車があると行動範囲が広がり倍以上楽しめることができるので自然やアクティビティが好きな人は車の購入をおすすめします。
しかし車の維持費もそれなりにかかるのでセカンドビザのためだけのファームの場合は車はなくても大丈夫です。
私はサーフィンをするので車を買ってよかったけど維持費に$6000以上費やしています‥
まとめ
オーストラリアのファームジョブは稼げる仕事もたくさんありますが悪徳ファームも多く存在しています。私が2年ファーム生活をしていて思ったことは日本語のサイトやFacebookよりオーストラリアのサイトの方が明らか情報量が多く悪徳ファームも少ないです。正しい情報を見極めてファームを探してみてください。