ワーホリで人気な国の1つオーストラリア
円安によりオーストラリアでは稼ぐことができるとテレビで放送され更にたくさんの人がワーホリへ。
しかし稼ぐことができるのは一部の人だけで
実際は「なかなか仕事がみつからない」
「物価が高くてお金がなくなった」
「日本に帰らざるをえない」
「食べるものも買えない」
「節約のためにホームレスの炊き出しに行く」など
かなり厳しい状況です。
でもせっかくのワーホリ
「こんな目に遭いたくない」「お金を稼ぎたい」「楽しいワーホリ生活を送りたい」という方に向けて
オーストラリアのリアルと実際に仕事を見つけた英語力初級の経験談を大公開していきます!
こんなお悩みがある人はこの記事を読めば解決できます
- オーストラリアワーホリを考えている
- 仕事が見つからないと聞くから不安
- オーストラリアでホームレスになりたくない
- 英語初心者でも仕事をゲットする方法はないの
- 楽しいワーホリ生活を送りたい
仕事を見つけるために必要なもの
- 履歴書(レジュメ)
- カバーレター
- タックスファイルナンバー
オーストラリアへ渡航する前にあらかじめレジュメとカバーレターは作成しておきましょう。
現地に到着後印刷してすぐに仕事探しを始められるように時間を効率よく使うことをおすすめします。
レジュメとカバーレター作りにおすすめがキャンバ(Canva)です。テンプレートが出てくるので誰でもおしゃれなデザインのものが簡単に作れます。
キャンバ(Canva)←早速作りたい方はここからチェック
- RSAの取得 RSAとはお酒を扱う飲食店で働く場合に必要になる資格
現地で講習に行くかオンラインでの受講も可能です。
仕事の探し方6選
オーストラリアでの主な仕事の探し方を6個紹介していきます。
1 直接履歴書を配る
日本ではこのやり方はないので抵抗がありますがオーストラリアでは主流な方法
私は介護施設で現在働いていますが介護施設や病院でも直接レジュメを配りにいきました。
2 オンライン求人サイトから申し込む
seekやIndeedは求人もたくさん出ていますが応募してもなかなか返信がないのが現状です。
おすすめはネットで求人が出ている所に直接レジュメを持っていく方法です。
3 Facebook
主にファームを探すときにFacebookはよく使われます。ファーム以外の仕事ももちろん募集しています。都市ごとの仕事探しのコミュニティーがあるのでタイミングが良ければ仕事をゲットできるかも
4 知り合いからの紹介
オーストラリアでは知り合いからの紹介の力は強いです。普通に応募する人より知り合いからの紹介は優先して待遇してくれるところも多いです。
5 エージェントからの紹介
友人はエージェントから紹介してもらったファームで働いていました。エージェントに聞いてみるのも1つの手かも
6 学校からの紹介
学校によっては就職サポートがあり学校卒業後働けるようにサポートしてくれるので安心です。私の学校では実習先と提携しており学校を卒業するとそのまま実習先で就職している人が多かったです。
英語力初級でも3日で仕事をゲットした方法
私は英語力初級ですがたった3日で仕事をゲットすることができました。本当は秘密にしたい私がどのように仕事をもらえたのかお話していきます。
私はファームを終えて田舎から2024年6月下旬にゴールドコーストへ引っ越してきました。
6月のゴールドコーストは冬。観光地であるゴールドコーストはちょうど閑散期。
どこにレジュメを配っても「仕事は募集していない」「レジュメだけ預かっとくね」と言われるばかり
来るタイミングは良くないとわかっていたけどどうしても住みたかったゴールドコースト
なんとか仕事を見つけようと作戦を変えました。
レジュメを見直した
オーストラリアでは学歴より経験を重要視されます。なので私はこれまでの自分の経験を生かして働ける職種に応募先を絞りました。そして自分の経験から私が働くことによってこの会社がどんなメリットがあるのか自己アピールを特に力を入れて書き直しました。
オーストラリアと日本の履歴書では書式も大きく違うので現地の友達に確認してもらったり求人サイトのseekに履歴書とカバーレターのお手本が職種に分かれていくつかあるので自分で分析してみることもおすすめです。
スキル・経験がある仕事に応募した
経験が重視されるオーストラリアなので資格や経験がある仕事の方が採用されやすいです。
私はアシスタントナースの資格を渡航後取っていましたが英語に自信がなくて働くことができていませんでした。なので徹底的に面接対策をして応募しました。
ワーホリ勢が溢れている状態なので雇う側は即戦力となる人材を必要としているはずです。
現地で採用されるには手当たり次第レジュメを配るのではなくて自分の経験を生かせる職に応募するようにしましょう。
現地で生かせそうな資格がない場合は仕事を見つけるのに時間がかかってしまうかもしれません。
直接レジュメを配りに行った
先ほど仕事を探す方法をいくつか紹介しましたが一番レスポンスがいい仕事の探し方は直接レジュメを配りに行く方法です。
私はゴールドコーストに引っ越す2週間前から50件以上はオンラインでレジュメとカバーレターを提出していましたが返事が来たのは6件ほどでした。また返事はすぐ来ず約1〜2週間ほど待ちました。
特にseekとIndedで応募したものはあまり返信がありませんでした。
オンラインで比較的反応が良かったものはGumtreeでした。
直接レジュメを配ることは少し抵抗を感じるかもしれませんが仕事を一番早く見つけることができる方法だと思うのでみんなやっているので心配せず勇気を振り絞って挑戦してみてください。
また、当たり前のことですがレジュメを配りに行く時間帯はお店のピークの時間帯は避けるようにしましょう。お店に行列ができているのに並んでまでレジュメを渡しに行くことは避けましょう。
カバーレターがあると返信率アップする
日本ではあまり馴染みのないカバーレターですが現地でローカルの仕事をゲットする場合はカバーレターが必須です。カバーレターとはレジュメと一緒に添付する挨拶状のようなものです。
履歴書では伝えきれない志望動機や自己PRを書きます。
たくさんの人が職を探してレジュメやカバーレターを配っているので他の人と差別化できるように自分の魅力を盛り込んだカバーレターを作成するようにしましょう。
私はクリーナーの経験があったのでクリーナーの仕事を履歴書だけ添付して送っていましたが全く返信は来ませんでした。そこでクリーナーとしてのカバーレターを作成し添付してみるとびっくりするくらい返信率がアップしました。
徹底的に面接対策をする
私は英語初級レベルなので英語に自信がありません。なので面接対策を徹底しました。
レジュメ配りで使う英会話から面接で質問されそうなことを予測してリストを作りました。
面接で質問されそうなことは完璧ではなく大まかな暗記をしました。
私の場合英語を完璧に覚えようとすると途中で話したいことが思い出せなくなったとき緊張と共に全ての記憶が飛んでしまうからです。
なのでざっと覚えてから鏡の前や友達の前で話す練習をしました。
私が面接で実際聞かれたことはこちらの記事にまとめました↓
落ちた面接はどうしてダメだったのか振り返る
どうして落ちてしまったのか振り返りましょう。
私は最終的に2件の面接をして1件落ちました。そこでどうして落ちてしまったのか面接で聞かれた質問内容や自分がどのように返答したのかノートに書き出しました。
そして反省点を見つけ必ず次に生かすようにします。
面接に落ちてしまっても練習だったと思って次に気持ちを切り替えていくことが大切です。
自信がなくても自信満々で話す
英語初級の私がオーストラリアで2年住んで感じたことは自信がなくても自信があるように話すと聞き取ってくれる率が高くなり会話が成り立つことです。
なので面接の練習時から鏡を見ながら練習して自信いっぱいで話すよう意識しました。
また自分の経歴を話す時は自分を謙遜しないで「自分の経験に自信があって自分を雇わないと損するよ」と思わせくらいの話し方をしました。
面接後私を雇ってくれた理由を聞いてみると自信があって信頼できそうと思ったと言ってくれました。
笑顔は大事
私を雇ってくれた理由の1つは「笑顔」でした。
今まで接客業をやっていたので笑顔でいることは自然と身についていましたが会った瞬間から
「あなた笑顔が素敵ね。どこからあなたの笑顔の源はやってくるの?」と聞かれました。
私が受けた面接は介護施設でのアシスタントナースのお仕事でした。高齢者と接することになります。
私は英語に自信がないぶん、表情からの表現も大事だと思っていました。意外と簡単なことでもだいぶ印象が変わるので意識することをおすすめします。
渡航前でもできる!仕事を見つけるコツ
英語力を身につける
仕事が見つからない理由の1つは英語力が足りないことです。
渡航前に最低限中学英語は復習するようにしましょう。望ましいのは英語力中級程度にあげてから来ることです。
2カ国留学である程度の英語力を身につけてから来ることもいいと思います。
ワーホリでは最大4ヶ月語学学校に行けるので英語に不安がある方は初めに語学学校へ行くことでその後の仕事探しにつながります。
渡航時期・地域を見直す
例えばファームであればシーズンのフルーツや野菜があります。それに合わせて渡航することで比較的仕事が見つかりやすいです。私はシーズンの終わりに地域にファームへ行ってしまい仕事探しが大変でした。
収穫物によってシーズンは異なりますが行く地域とその地域のシーズンを前もって調べて渡航するようにしましょう。
また都市によっては仕事が見つかりにくいところもあります。ゴールドコースト・ケアンズなどの観光地の閑散期は仕事の募集も少なく仕事探しは大変です。
ワーホリへ行く前なら仕事が見つかりやすい地域へ行くことをおすすめします。日本にいながら求人サイトは見ることができるので求人が多いエリアなのか事前にチェックしておくといいでしょう。
ファームに行く
ファームは比較的英語を使わなくても働くことができます。面接もないことが多いです。
ファームを見つけることが時期によっては難しいかもしれませんがファームにいき資金を貯めて語学学校に行く手段もあります。語学学校で英語力をある程度あげてその後、ローカルで働くことがスムーズにできるかもしれないです。
早めに行動する
ワーホリへ行ってスムーズに仕事を見つけるためには早めの行動を意識することです。
渡航前にレジュメやカバーレターを作成しておいたりネットで求人情報をチェックしすでにアプライしておくこともできます。
オーストラリアは基本的にアプライしても返事が来ない、遅いのは当たり前です。早めに行動しておいて損することはないので日本にいるうちから求人サイトは確認しておきましょう。
まとめ
テレビでも報道されている通りオーストラリアの仕事探しは大変な状況になっています。特に英語初心者の方にとってはもっと厳しい状況になっています。
それでもしっかり準備・対策をすれば英語初心者からのスタートでも仕事をゲットするチャンスはあります。自分の英語力がどのくらいなのか把握し渡航前から仕事探しに備えてくるようにしましょう。
もちろん英語力は大事ですがそれ以外でもできることはあるのでこれからワーホリを検討している方、現在仕事を探している方の力になると嬉しいです。