看護師を辞めてアシスタントナースに挑戦するか迷っている‥
5年半勤めた看護師を辞めてアシスタントナースになった私が実際この決断がよかったのかシェアしていきます。
こんな人に読んで欲しい!
- オーストラリアワーホリ予定
- アシスタントナースに興味がある
- 興味はあるけど英語に自信がない
- 看護師辞めていいのか迷う
- 日本での看護師生活が疲れた
- ワークライフバランスを改善したい
私は日本で看護師として5年半勤務した後オーストラリアにワーホリへ来ました。
アシスタントナースとして約半年以上働いています。
結論からお話すると
アシスタントナースに挑戦してよかったと思っています。
理由は以下の通りです。
- 安定した収入が得られる
- ワークライフバランスが整っている
- 英語環境なので英語力向上を感じられる
- 永住権に繋がるチャンスがある
- 将来の選択肢が広がった
アシスタントナースに転職した理由
日本での看護師としての経験
総合病院の救命病棟・ER・ICUで5年半看護師として勤務していました。
老若男女関わらず患者がくる環境で幅広い知識が必要とされていました。
また5年目となりリーダー勤務も多く常に気が張る環境でやりがいはあるものの仕事に行くのが億劫と感じることも多かったです。
今後どんな看護師になりたいか面談で話す機会がありましたが正直自分がこれ以上何を目指していけばいのかわかりませんでした。
転職のきっかけやモチベーション
できるだけ自分の趣味の時間を充実させるために夜勤多めの勤務を組んでもらっていましたがなかなか長期休暇を取ったりできる環境ではありませんでした。
一番の転職のきっかけになったのはコロナ禍で家族が亡くなりそうになった時に「帰省したいと」と話したときに許可がもらえなかったこと。最終的に説得して許可をもらいましたがかなり遠方にも関わらず2日しか休めることができなかったので仕事を辞めたいと確信が持てました。
「ワークライフバランスを重視したかった」「もっとリラックスした生活を送りたかった」「家族との時間を大切にしたかった」というのが仕事を辞めたいと思った大きな理由です。
オーストラリアにおけるキャリアの可能性
オーストラリアで元々経験である看護師ではなくアシスタントナースを目指した理由は「私でもできそう」と思ったからです。仕事内容は日本でいう介護士の仕事内容。高い英語力も必要とされていないので英語ができない私でも少し勉強すればできると思ったのが大きな理由です。
私が渡航した時はアシスタントナースとして永住権が取れるという決まりはありませんでしたがオーストラリアに行くことで今後のキャリアにつながる何かを得られるかもしれないと思ったのも1つの理由です。
興味はあるけど英語に自信がないという方はこちらを参照してください
アシスタントナースとは?仕事内容と求められるスキル
アシスタントナースの役割
オーストラリアのアシスタントナースは、看護師をサポートする役割が主な仕事です。バイタルサインの測定や、患者さんのケアの補助、日常生活のサポート(食事や移動の手助けなど)を行います。看護師のように専門的な医療行為を行うわけではなく、より実務的で支援的な役割が求められます。
アシスタントナースになる方法はこちらを参照してください
看護師とアシスタントナースの違い
日本の看護師とは異なり、オーストラリアではアシスタントナースの役割が明確に定められており、看護師ほどの医療知識やスキルは求められません。その代わりに、患者とのコミュニケーション力や、体力、柔軟性が求められます。
詳しいアシスタントナースの仕事内容はこちらを参照してください
オーストラリアでアシスタントナースとして働くメリット
ワークライフバランス
オーストラリアの職場文化は、一般的に日本よりも「休みを大切にする」という考え方が強いです。定時で帰れることが多かったり、週末にしっかりと休むことができるため、プライベートの時間を充実させることができます。これにより、心身ともにリフレッシュでき、仕事のストレスも減ります。
これは一番よかったと感じることの1つです。自分の時間が明らかに増えました。時間だけでなくお金の余裕も増えたので毎日生活していて充実していると感じられます。
英語力の向上
日常的に英語を使うことで、英会話力や専門用語が身に付きます。アシスタントナースとして働くことで、現場で必要な英語を自然に覚えることができ、スピーキング力が向上しました。特に医療用語や患者とのコミュニケーションのスキルが身につきます。
医療現場で使える実践的な英語を身につけることができます。わからない単語も多く出会いますが調べたり同僚に教えてもらうことで語彙力も上がりました。また患者と話すことで日常会話のリスニングやスピーキングの上達も感じました。
海外での経験とキャリアの幅を広げる
海外で働くことにより、国際的な経験が得られ、将来的には他国での仕事を選ぶ可能性も広がります。オーストラリアでの仕事経験は、他の国でも評価されることが多いため、転職やキャリアの幅を広げるうえでも有利です。
アシスタントナースとして永住権を取れる道やオーストラリアで看護師になりたいと思うようになりました。また英語ができるようになり他の国で働くという選択肢も増えました。
オーストラリアでアシスタントナースとして働くデメリット
給与の違い
アシスタントナースとしての給与は、日本の看護師に比べて高いですが物価の高いオーストラリアでは正直もう少しお金が欲しいと感じます。オーストラリアの医療業界全体で給与水準が高いとはいえ、アシスタントナースは看護師ほどの高給与は期待できません。特に最初は収入に不安を感じることもあるかもしれません。
仕事の負担
アシスタントナースは、患者の身体介護や生活支援などを行うことが多く、体力的に厳しい場面もあります。特に高齢者や障害を持つ患者のケアでは、身体的な負担が大きくなることもあります。
スキルの制限
看護師としてのスキルを活かせる場面が限られていることもあります。アシスタントナースは、基本的にサポート的な役割に徹するため、専門的な看護技術を駆使する機会が少ないです。そのため、看護師としての成長を求める場合には物足りなさを感じることがあるかもしれません。
日本でバリバリ看護師として働いてきた人からすると業務内容で少し物足りないと思うことも多いかもしれません。
オーストラリアでアシスタントナースになってよかったか?
生活の質が向上した
ワークライフバランスが改善され、ストレスが減り、心身の健康が向上したことを強調します。仕事のプレッシャーが少なく、日常生活を楽しむ余裕が生まれたことは大きなメリットです。
毎日好きなサーフィンができたり気軽にビーチを散歩したり日本では送ることができなかった生活ができています。「明日仕事行くの嫌だな」と思うことが少なくなりました。
新しい経験が得られた
オーストラリアでの文化や医療システムの違いを学び、国際的な経験を積むことができたことが、キャリアの面でも成長に繋がったという点を強調します
医療システムの違いや文化の違いなどを感じ自分の視点が広がりました。またいろいろな文化や価値観の違う人にも会い自分の考え方も変わりました。
将来の可能性を広げた
オーストラリアでのアシスタントナース経験が、将来的に他国での仕事のチャンスを広げることに繋がる。
永住権を取る選択肢ができたことやアシスタントナースとして働いているうちにワークライフバランスの整っているオーストラリアで看護師になることも魅力を感じました。また英語ができることで他の英語圏の国で働く可能性も考えれるようになりました。
まとめ
オーストラリアでアシスタントナースとして働くことは、ワークライフバランスや英語力の向上、国際的な経験といった点で非常に有益でした。もちろん、給与や体力的な負担などのデメリットもありますが、総じて「自分にとっては良い選択だった」と感じています。看護師としてのキャリアを再構築する道もあれば、異なる仕事を通じて新たな経験を得る道もあります。オーストラリアでの生活は、視野を広げ、より充実した人生を送るための一歩となりました。