オーストラリアのガソリンの入れ方がわからない‥
今回は初めての給油で安心できるようにガソリンの入れ方を詳しく紹介していきます。
オーストラリアでガソリンを入れる方法は日本と似ていますが、いくつか異なる点があります。
オーストラリア3年目の私がガソリンの種類から給油方法、支払い方法まで徹底解説していきます。
この記事を読めばこんな悩みが解決!
- オーストラリアに来たばかりでガソリンの入れ方がわからない
- どの種類を給油すればいいのかわからない
- できるだけ節約したい
結論からお話すると
オーストラリアの給油方法は以下の通りです。
1ガソリンスタンド到着
2燃料の種類を確認(Unleaded (91・95・98オクタン)、Diesel (ディーゼル)、E10)
3ガソリンを入れる
4ガソリンスタンド店内で支払い
オーストラリアのサーボ
オーストラリアでは、ガソリンスタンドのことを一般的に「petrol station」または「servo」と呼びます。
- Petrol station(ペトロール・ステーション): これは正式な言い方で、「ガソリンスタンド」と同じ意味です。「petrol」はイギリス英語での「ガソリン」のことです。
- Servo(サーボ): これはオーストラリア特有の略語で、日常会話ではよく使われます。例えば、「I’m going to the servo.」(サーボに行くよ)という具合に使われます。
オーストラリアに滞在する際には「servo」という言葉がよく使われるので、覚えておくと便利です。
ガソリン給油方法
1. ガソリンスタンドに到着
オーストラリアのガソリンスタンドはほとんどがセルフサービス方式です。到着したら駐車位置を決め、車の給油口がポンプに近い側に来るように駐車します。
オーストラリアで3年間車を使用していますがセルフサービス以外のガソリンは見たことありません。
2. 燃料の種類を確認
オーストラリアでは、主に以下の燃料の種類があります。
- Unleaded (91オクタン): 日本のレギュラーガソリンに相当。
- Premium Unleaded (95または98オクタン): 日本のハイオクに相当。
Unleadedはオクタンの含有量により98、95,91に分かれており、車により推奨されているレベルが異なります。
91の使用を推奨している車に95以上のガソリンを給油するのは問題ありませんが、95以上推奨の車に91を給油すると故障に繋がります。
- Diesel (ディーゼル): ディーゼル車用。
- E10: エタノールが10%含まれたガソリン。 燃料の種類を確認し、適切なものを選びましょう。
E10ガソリン(エタノール10%を含むガソリン)は、環境に配慮した選択肢ですが、車両によっては使用すると問題が生じる可能性があります。E10は価格も安いですが特に古い車や特定のエンジン構造を持つ車は、E10を使うと部品の劣化や性能の低下を招く可能性があるため、確認が必要です。もしあなたの車がE10対応であれば、問題なく使えます。
E10対応かどうか確認する方法
メーカーに確認: まだ不安な場合は、車のメーカーやディーラーに問い合わせると確実です。
車の取扱説明書を確認: 車の取扱説明書には、E10が使用可能かどうか記載されています。
給油口のステッカー: 一部の車では、給油口に「E10対応」の表示があります。
私が通っているメカニックではE10は使わな方がいい、故障の原因に繋がると言われました。
3. ガソリンを入れる
①ポンプのノズルを車の給油口に挿入します。
②ガソリンの種類を選択します(スタンドによっては、すでに燃料の種類が決まっているポンプもあります)。
③トリガーを引き、必要な量のガソリンを給油します。多くのポンプは自動的に停止しますが、必要に応じて自分で調整できます。
ガソリンの入れ方自体は日本と変わりありません。
4. 支払い
給油が完了したら、ガソリンスタンドの店内に行って支払いをします。
車が混み合っていたら駐車スペースに車を移動してもいいかもしれません。
給油量が表示されているところに数字が書いてあります。この画像の場合は『3』です。
給油が完了したらガソリンスタンと店舗のレジに行き自分の番号を伝える。
『Number ◯ please』(◯番お願いします。)
オーストラリアでは、以下の支払い方法が一般的です
- カード支払い(クレジットカード、デビットカード、Apple Payなど)
- 現金支払い
日本と違いその場で支払いすることができないためガソリンスタンドの店内に行く必要があります。
5. レシートの確認
支払い後、必要に応じてレシートを受け取ります。特にレンタカーを利用している場合、レシートが必要になることがあるので確認しましょう。
これでガソリンの給油は完了です。
オーストラリアのガソリンスタンドにあるサービス
以下のサービスはどこのガソリンスタンドにも常備してあります。
- 空気入れ
- 窓拭き・ゴミ箱
- 水道
- コンビニのようなお店
ガソリンスタンドの店内はコンビニのようになっています。店舗によってサイズ感は異なりますがドリップマシーン、お菓子から食べ物、車のアクセサリ・オイル類、ちょっとしたお土産などが揃っています。価格はスーパーと比較すると割高です。
トイレはあるのか
トイレはどこのガソリンステーションにもあるわけではありません。
ないところも多いので長距離運転をしている時はトイレを見つけたら行っておいた方が確実です。
夜は閉まっていることもある
オーストラリアのガソリンスタンド(petrol stations または servos)の多くは、24時間営業していますが、すべてがそうではありません。特に都市部や主要道路沿いの大きなガソリンスタンドは、24時間営業していることが多いです。これには、大手チェーンのガソリンスタンド(BP, Shell, Caltex など)が含まれます。
一方、地方や田舎のガソリンスタンドでは、営業時間が短い場合があります。田舎では、朝早くから夕方までの営業が一般的で、夜間は閉店する場合があります。
夜は店内に入れない
夜になると防犯対策で店内には入れないです。しかし24時間営業している店舗では店内に入れなくても
レジの近くにある窓口で外から支払うことができます。
確実に24時間営業か確認する方法
- Google Maps や他の地図アプリを使って、営業状況を確認できます。
- 都市部や高速道路沿い では、24時間営業のスタンドを見つけやすいです。
もし夜遅くや早朝にガソリンが必要な場合は、主要都市や高速道路沿いの大きなガソリンスタンドを探すと良いでしょう。
ガソリンを節約する方法
燃料価格の比較
曜日を考える オーストラリアでは、週によってガソリン価格が変動する「価格サイクル」があります。通常、週の後半にかけて価格が高くなる傾向があるため、できるだけ安い日に給油するのが良いでしょう。
Fuel price appsを活用する オーストラリアでは、ガソリン価格をリアルタイムで比較できるアプリやウェブサイト(FuelCheck や PetrolSpy など)があるので、それを利用して最も安いガソリンスタンドを探すことができます。
- QLDhttps://www.racq.com.au/car/fair-fuel-prices
- NSWhttps://fuelcheck.nsw.gov.au/
- VIChttps://www.racv.com.au/on-the-road/driving-maintenance/fuel-prices.html
- Adelaide SWhttps://petrolspy.com.au/map/latlng/-34.92862119999999/138.5999594
Google mapでも簡単にガソリンの価格をチェックすることができます。
私は面倒なのでGooglemapでいつも確認しています。
大手スーパー提携のガソリンスタンドを利用
Woolworthの場合
Woolworths または Woolworths Metro で 30 ドル以上ご利用いただくと、Ampol(ガソリンスタンド)およびEG Ampol (ガソリンスタンド)で 1 リットルあたり 4 セント節約できます。さらに、Everyday Rewards 会員はご利用 1 ドルごとに1 ポイントを獲得できます。
ポイントを貯めながら燃料費を節約することができます。
詳しくはWoolworth公式サイトを参照
Colesの場合
- Coles で $30 使うと、燃料購入時に 1 リットルあたり 4 セント割引になります。
- Shell Coles Express または Reddy Express (ガソリンスタンド付属のコンビニ)の店内で 20 ドル以上ご利用いただくと、燃料が 1 リットルあたり 10 セント割引されます。この燃料割引とColesで$30以上買い物をしていれば燃料を 1 リットルあたり 最大14 セント節約できます。
- 1 リットルあたり 8 ポイントの Flybuys ポイントを獲得できます。
Colesの場合も1リットル最大14セント割引をしながらポイントをお得に貯めることができます。
詳しくはColes公式サイトを参照
まとめ
オーストラリアでの初めての給油は緊張するかもしれませんが日本と異なる点は支払う場所とガソリンの種類が異なることです。
慣れると簡単なので心配しなくても大丈夫です。またお得にガソリンを入れるためにも大手スーパーのポイントカードのアプリをダウンロードすることをおすすめします。