オーストラリアの水道水って飲めるの？水事情について徹底解説！

結論からお話すると

オーストラリアの水道水は一般的に飲むことができます。

オーストラリアでは、水道水の品質は厳しい基準に従って管理されており、多くの地域で安全に飲用できるとされています。特に都市部では、浄水処理が行われており、健康に害を及ぼす可能性のある物質が取り除かれています。

ただし、一部の田舎やリモートエリアでは水質が異なる場合があるため、現地の情報を確認することが重要です。また、旅行者や新しい居住者は、地元の水道水が飲めるかどうかを確認するために、現地の住民やホテルのスタッフに聞くと良いでしょう。

オーストラリアの水事情

オーストラリアの水道代は高い

オーストラリアは世界で最も乾燥した大陸の一つで、年間降水量は非常に少ない地域が多いです。例えば、内陸部の多くは半乾燥または砂漠気候で、雨が非常に少なく、安定した水供給が困難な地域もあります。一方で、沿岸部や熱帯地域では雨が多く、湿潤な気候となっています。この降水量の不均衡が、水供給のバランスを保つためのチャレンジを生んでいます。

水は貴重で水道水が高いのでホームステイしていた友人によるとシャワーの時間に制限があったりとオーストラリアの方は水への意識が高いです。

私はオーストラリアの老人ホームで働いていますが高齢者のクライエントの前で長時間シャワーを出しっぱなしにしているとよく怒られます（笑）

都市部の水道水

シドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレードなどの主要都市では、安心して水道水をそのまま飲むことができます。これらの都市では、浄水施設での水質管理が行き届いており、水道水は飲料基準を満たしています。

一部地域での注意点

ただし、以下の点に注意が必要です。

• 遠隔地や農村部: 一部の農村部や離島では、家庭に供給される水が地下水や雨水タンクなどから供給される場合があり、水質が都市部ほど厳密に管理されていないことがあります。こうした場合、現地の人々に確認するか、浄水器を使用することが推奨されることもあります。
• 古い建物や配管: 一部の古い建物では、配管が老朽化している可能性があり、水質に影響を与えることもあります。特に長時間使用されていない水道では、蛇口をしばらく開けてから飲むことが推奨されます。

オーストラリアの水道水はフッ素が含まれている

オーストラリアの多くの地域では、水道水にフッ素が含まれています。

これは虫歯の予防を目的とした公衆衛生対策の一環です。オーストラリア政府は、適切な量のフッ素を水道水に加えることで、歯の健康を促進し、虫歯の発生率を下げる効果があるとしています。

ただし、フッ素の添加は州や地域によって異なり、すべての地域で必ずしも行われているわけではありません。都市部ではほとんどの水道水にフッ素が含まれていますが、地方や特定の地域では異なる場合もあります。

もし特定の地域の水道水について知りたい場合は、各地方自治体や水道局のウェブサイトで確認できます。

水質の地域差

オーストラリアの水質は地域によって異なり、硬水と軟水が存在します。これは水中のミネラル（カルシウムやマグネシウム）の含有量によって決まります。

軟水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シドニーやメルボルン、ゴールドコーストなどの都市部では、比較的軟水が供給されており、水質が良好です。

硬水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パースやアデレードの一部地域では、水にカルシウムやマグネシウムが多く含まれているため、硬水の傾向があります。硬水は水垢の原因となり、家庭用電化製品や配管に影響を与えることがありますが、健康には問題ありません。

水道水は飲みたくない

「水道水は飲みたくないけど毎回水を買うのは大変‥という方には浄水器がおすすめです。

私自身、水道水は飲めるのですが独特な味が気になりあまり好みではありません。

かといって水をスーパーで買うのは重くて大変‥

なので私は「BRITAの浄水器」を使用しています。

引用　Woolworthホームページより

RITA（ブリタ）は、ドイツ発祥の浄水器ブランドで、世界中で広く利用されています。BRITAの浄水器は、水道水に含まれる不純物を効果的に取り除き、より美味しく、より安全な飲料水を提供するために設計されています。

Woolworthで購入でき約$30で購入できます。

買うといくらなの

水を購入できる場所

スーパーマーケット

Woolworths、Coles、ALDI などの大型スーパーマーケットで、ペットボトル入りの水や大容量のミネラルウォーターを購入できます。

コンビニエンスストア　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7-Eleven、IGA、その他の小規模なコンビニエンスストアでも水を購入できます。多くの場合、ペットボトルの水が売られています。

ガソリンスタンド　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サービスステーション（ガソリンスタンド）でも、ドリンクの一環として水を販売しています。

自動販売機　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　観光地、ショッピングモール、空港、駅などに設置されている自動販売機でも、水を購入できます。

カフェやレストラン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一部のカフェやレストランでは、ペットボトルの水を提供している場合があります。

ドラッグストア　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Chemist Warehouse や Priceline などの薬局でも、ミネラルウォーターが販売されていることがあります。

いくらで購入できる

オーストラリアで水を購入する価格は、場所やボトルのサイズ、購入する場所（スーパーマーケットやコンビニ、レストランなど）によって異なります。大まかな目安としては、以下のようになります。

スーパーマーケットでの購入

• 500mlのボトルウォーター：＄1～3
• 1.5Lのボトルウォーター：＄2～4

一番安いもので500mlで80セント

350ml✖︎24本で＄9.80

600ml✖︎12本で＄５.60

コンビニや小売店での購入

• 500mlのボトルウォーター：＄3～5
• 1.5Lのボトルウォーター：＄4～6

レストランやカフェでの購入

• 500mlのボトルウォーター：＄3～6
• 水道水を注文する場合、多くの場所で無料提供されていますが、有料の場合もあります。

水を節約するなら？

お水を節約したいならマイボトルの購入がおすすめです。オーストラリアでは環境意識も高いことやコスト削減のためにマイボトルを持っている人が多いです。

オーストラリアのビーチや駅公園やショッピングセンなどで無料の給水所があり気軽に水を補給できる環境が整っています。

オーストラリアのスーパーマーケットや日用品店でも、気軽に水筒を購入することができます。約＄5〜30（約500円〜3000円）で購入できるため、荷物を少なくするためにも現地購入がおすすめです。

ただ機能性は日本の方が優れていることが多いです。物によりますが保冷機能がよくなかったり、洗いにくい、蓋が緩いなどあります。でも個人的にはオーストラリアの方がおしゃれなデザインのマイボトルが多い印象があります。

オーストラリアの水は髪の毛が痛みやすい？

オーストラリアの水が髪にダメージを与える理由の一つは、地域によって硬水が供給されることがあるからです。硬水は、カルシウムやマグネシウムといったミネラルが多く含まれており、髪や肌に影響を与えることがあります。

硬水の影響

• 髪が乾燥しやすい：硬水に含まれるミネラルは、髪に付着し、髪の自然な油分や水分バランスを奪います。これにより、髪がパサつき、乾燥してしまうことが多いです。
• ゴワゴワ感：硬水を使用すると、シャンプーやコンディショナーがしっかり洗い流されないことがあり、髪にミネラルが蓄積しやすくなります。その結果、髪がゴワゴワして、滑らかさが失われることがあります。
• 色落ちしやすい：硬水は、特に染めた髪に対して色落ちを促進することがあります。ミネラルが染料と反応し、髪色がくすんだり変色したりすることがあるため、カラーリングした髪のケアが必要です。

軟水地域との違い

オーストラリアの一部地域では軟水が供給されており、軟水は髪に優しく、保湿効果も高いとされています。軟水を使用する場合、髪の水分保持がしやすく、シャンプーやコンディショナーの効果が最大限に発揮されやすいです。

塩素の影響

オーストラリアの都市部では、一般的に水道水に塩素が含まれており、これも髪に影響を与える要因の一つです。塩素は髪のキューティクルを傷つけ、乾燥やダメージの原因となります。特にブリーチやカラーリングをしている髪は、塩素の影響を受けやすく、髪が弱くなることがあります。

まとめ

オーストラリアの水道水は一般的に飲むことができます。しかし特定の地域では注意が必要な場合もあります。水を購入すると高いので水道水が苦手な方は浄水器を使用することがおすすめです。