オーストラリアでの面接ってどんな感じ?
今日は私のアシスタントナースでの面接内容を大公開して行きます。
この記事を読めばこんな悩みが解決できます!
- オーストラリアの面接ってどんなことを聞かれるの
- アシスタントナースの面接を受ける予定
- どんな服装で行けばいいの
ちなみに私の経歴は
日本で看護師5年の経験(ER・ICU・救命病棟勤務)
2022年11月アシスタントナースの資格を取るが英語力がなく働く機会なし。
2023年1月詐欺でお金がなくなりブリスベンで派遣のアシスタントナースに登録し合格
2024年7月ゴールドコーストの介護施設で面接を受けて合格
今回は私が派遣のアシスタントナース・介護施設での面接で聞かれた質問について公開していきます。
服装
面接を受ける場所によるかもしれませんが日本のようなスーツを着る必要はありません。
オフィスカジュアルな服装がおすすめです。
しかし、レストランなど飲食店の場合はそのままトライアル(お試し期間)をお願いされることがあるかもしれないので働きすく汚れてがいいものを着て行くことをおすすめします。
私はアシスタントナースの面接ではオフィスカジュアルな服装で行きました。
自己紹介
面接に入る前に軽く自己紹介をお願いされました。
- 名前、ビザ
- オーストラリアに来てどのくらいか
- どこに住んでいるのか、どこから来たのか
- 学校に通っているのか
- 今までどんな仕事をしていたのか
- どうして仕事を辞めてこの仕事に応募したのか
長すぎてもまとまりがないので自己紹介は簡潔なものでいいと思います。
派遣のアシスタントナース面接で聞かれたこと
私はブリスベンにある派遣会社の面接を受けました。
派遣のアシスタントナースは半年〜1年以上の経験やリファレンスを求められたりすることが多いので未経験で派遣のアシスタントナースになれたことは運がよかったと思います。
面接官は3人いて順番に面接を振られる形式でした。
面接質問事項
- 自己紹介
- 資格・ビザの確認
- オーストラリアに来た目的
- オーストラリアに来てからどんなことをしていたのか
- どうしてアシスタントナースになろうと思ったのか
- 認知症の患者さんは暴力的になることがあります。どのように対処しますか
- 高齢者は好きですか
- 日本での看護師経験で学んだことについて教えてください
- どのくらいの頻度で働けますか
派遣のアシスタントナースは介護施設と比べると質問されることが少なかったです。
面接結果
面接を受けた後その場で合格をもらい手続きに移行しました。
その後2週間後くらいから仕事が始まりました。
介護施設の面接で聞かれたこと
今まで2つの介護施設の面接を受けましたことがあります。
2つの介護施設では聞かれるパターンが全然違ったので1つ1つ紹介していきます。
A介護施設の面接質問事項
- 自己紹介・経歴など
- どのくらい働けますか(週何回、シフトの種類)
- どうしてアシスタントナースになろうと思ったのか
- どんなアシスタントを目指しているのか
- フルホイストの使い方・注意点
- スタンディングホイストの使い方・注意点
- もし機械が故障していたらどうするのか(フルホイスト・スタンディングホイスト)
- もし機械のバッテリーがなくなっていたらどうるのか(フルホイスト・スタンディングホイスト)
- 1人で機械(フルホイスト・スタンディングホイスト)の使用をしてもいいのか
- トラブルがあった際同僚に相談しようと思ったが誰もいなかった。どう対応するか
- スライドシーツの使い方の説明
- AED使用方法
- 倒れているクライエントがいたらどうするのか
- 食事介護中に食べ物が詰まったらどうするのか
- ベッドから落ちたクライエントがいたらどう対応するのか
- クライエントの部屋に訪室した際に何を見るのか
- 認知症の介護方法について説明して
- 暴れている認知症のクライエントがいたらどうしますか
- 体力に自信はありますか
- 早朝からのシフトに自信がありますか
- 持病はありますか
- 何か質問はありますか
A介護施設では面接官は2人。主に自分の話より経験・知識があるのかを主に聞かれました。
質問されたことだけに答えましたが返答したことに対してもさらに詳しく聞かれました。
面接官がオーストラリア人でかなり訛りが強く聞きづらかったです。面接官の国籍がどこかも多少影響しますよね‥。
B介護施設の面接
- 自己紹介・自分の経歴
- どうして前の仕事を辞めましたか
- この施設であなたが働くメリットは
- 認知症のクライエントが暴れていたらどのように対応しますか
- クライエントから暴言や暴力を振るわれたらどうしますか
- クライエントとどのように信頼関係を築きますか
- 日本の病院ではどのような仕事をしていましたか
- 色々な国籍の方が働いています。多国籍の人と働く上で大切なことは?
- 体力に自信はありますか
- あなたの強みはなんですか
- あなたは笑顔が素敵ですがどうして素敵な笑顔でいられるのですか
- 心配なことはありますか
- どのくらいオーストラリアに滞在する予定ですか
- 今後の将来のプラン
- どのくらい働けますか(週何回、シフトの種類)
- 趣味は何?それに自信はありますか?
- 何か質問はありますか
B施設では1番偉い方1人と面接でした。
A施設と比べて介護の知識に関する質問は少なめでした。自分の経歴や資格からの強みなどこの施設で働くことがどんなメリットになるのかを主に聞かれました。自己アピールに繋がる質問が多かったので答えやすかったです。
面接結果
不合格だった面接は「また後日連絡します」と言われ合格した面接ではその場で「これからよろしく」と言ってもらいました。なので後日連絡の流れは面接不合格の場合に言われることが多いのかなと感じました。
面接合格するコツ
オーストラリアでの仕事の面接に合格するためには、準備や自己アピールが非常に重要です。オーストラリアの職場文化や面接のスタイルに慣れることが鍵となります。
以下に、面接合格のためのコツを紹介します。
事前準備を徹底する
会社のリサーチ
面接を受ける会社やその業界についてしっかり調べましょう。会社のミッション、価値観、最新のプロジェクトについて知っておくと、志望動機を説得力のある形で伝えることができます。
ポジションの理解
オーストラリアでは経験や資格が重要視されます。募集されている役職の職務内容や求められるスキルを把握し、自分の経験と結びつけて話す準備をしておきましょう。
面接練習
面接では、クリアで自信のある英語を話すことが求められます。自分の英語力に自信がない場合、事前に面接練習をするのが効果的です。英語に自信がない方こそ予測される質問に対しての返答を考えたりスムーズに答えられるように繰り返し練習しましょう。
私は英語に自信がなかったのでとにかく面接対策に力を入れました。完璧な英語を話せなくても頑張って話そうとしていることが伝わればいいと思います。
文化への適応力を示す
オーストラリアの職場文化は比較的フラットで、リーダーシップやチームワークが重視されます。面接では、自分がチームにどのように貢献できるかや、異文化環境に柔軟に適応できることを強調しましょう。
「文化の違う職場の仲間とどのように信頼関係を気づくか」と聞かれました。日本ではこういう質問はあまりないですよね。
具体的な例を挙げる
質問に答える際、自分の経験や実績を具体的に述べることが重要です。問題解決力やリーダーシップ、コミュニケーション能力など、ポジションに関連するスキルを実証するエピソードを用意しておくと良いでしょう。
オーストラリアの面接では深く聞かれることが少ないので自己アピールに繋がるようあらかじめ考えておくことが大切
積極的なアピールが大事
オーストラリアでは日本と比べると自分に関する質問が少ないと感じました。なのでいかに自己アピールができるか大切だと思います。自分の経歴や資格からこの施設で働くことのメリットを熱く語りましょう。
そこから質問が広がり自分のことに興味を持ってもらうことができます。
また英語に自信がなくても自信があるようにハキハキと元気に話すことが大事で良い印象を与えることができます。当たり前のことですが異国の地で英語で面接となるとさらにドキドキするものです。
鏡の前で練習したり友人に練習に付き合ってもらいましょう。
礼儀・言葉遣い・目線・笑顔・姿勢
当たり前のことですが礼儀正しい態度や時間厳守も重要です。フレンドリーなオーストラリアの方ですが面接の時は丁寧な英語を使うよう意識したりマナーを守ることはオーストラリアの面接でも大切です。
質問を準備する
面接の最後には「何か質問はありますか?」と聞かれることがほとんどです。この時、積極的に質問することは、仕事に対する熱意や興味を示す良い機会です。会社の今後の方向性やチームのダイナミクスに関する質問などを準備しましょう。
私が質問したこと
- もしここで働くことが決まったらいつから働けますか (この質問をした時あなたは合格。手続きを済まして2週間後に働けますと言われました。)
- 私のスキルや経験で不安なことはありますか
- 施設に関する質問
私はこの質問に対する重要性を理解しておらず1つの介護施設では「特にありません」と答えてしまい不合格でした。
この質問に対する意図は質問することでさらに情報を得ることができる、印象を残すことができる、積極性を汲み取ってもらえることができます。
最低3つほど質問を考えておくことをおすすめします。
Indeedで答え方のヒントを紹介してくれています。
面接のヒントは求人サイトに
求人サイトのIndeedに職種毎に「よく聞かれる質問+回答」「面接がうまくいかない時のヒント」などの例が載っているので参考にしてみてください。
私も面接の答え方を作成するときに参考にしました。
どうして採用してくれたのか聞いてみた
どうして採用してくれたのか聞いてみました。
「元気で笑顔が素敵だった」「自信があって信頼できると感じた」「豊富な知識と経験があった」と言ってもらいました。
英語に自信がない私でもたったこれだけのことでローカルの介護施設で仕事をもらうことができました。
英語ができなくても自分の意識や面接への対策を徹底することでチャンスはあるのだと感じました。
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まとめ
海外での面接はやはり緊張しますがしっかり対策をとること、積極的な態度を見せることで合格に繋がります。
私はアシスタントナースの資格を取っても英語ができないから無理と思ってしばらく飲食店や清掃業の仕事をしていましたが思い切ってアシスタントナースの仕事に挑戦してよかったと思っています。
英語力が高い方がもちろん仕事はゲットしやすいと思いますが経験や資格が重要視されるオーストラリアなので自分の経験が活かせる職に応募して積極的にアピールしましょう。
仮に面接に落ちてしまったとしても練習だったと思い次の面接に活かすように心を切り替えていきましょう。