オーストラリアワーホリが決まったけどどこの都市に行こうか悩む‥
そんな方に今日おすすめするのはブリスベンです。私が実際半年住んでみた感想とワーホリに向いているのか解説してきます。
オーストラリアへワーホリすることが決まったけどどこの都市に行こうか悩みますよね‥
テレビでも連日仕事や家探しが大変と報道されているので少しでも仕事や家が見つかりやすい場所がいいですよね。
そんな方に今日おすすめするのは「ブリスベン」です。
私も実際、半年ほどブリスベンに住み働きました。「ブリスベンは住みやすい所だったのか?」「ワーホリに向いているのか?」「仕事探し・家探しについて」お話していきます。
この記事を読めばこんな悩みが解決!
- オーストラリアワーホリを考えている
- どこの都市に行こうか悩む
- 治安がいいところに住みたい
- 仕事や家が見つかりやすい所がいい
- 初めての海外、英語初心者だから不安
- ブリスベンに興味がある
結論から言うと
ブリスベンは第3の都市と言われていますが落ち着いた雰囲気があり
田舎には住みたくないけど大都会にも住みたくないとうい方におすすめです。
しかし有名な観光地も他の都市と比べると少なく街がコンパクトなので娯楽施設が少ないです。
人工ビーチはありますが普通のビーチへのアクセスは1時間以上かかるのでビーチやマリンスポーツを楽しみたいと言う方にはあまり向いていないです。
ブリスベンはどんなところ
ブリスベンはオーストラリアのクイーンズランド州の州都で、国内で3番目に大きな都市です。ブリスベン川沿いに位置し、温暖な気候と美しい自然環境で知られています。
以下にブリスベンの魅力をいくつか紹介します。
気候
ブリスベンは年間を通じて温暖な気候が特徴です。夏は暑く湿度が高いですが、冬は比較的穏やかで過ごしやすいです。年間を通じて日照時間が多く、アウトドアアクティビティに最適な気候です。
夏(12月〜2月):
- 平均気温:25°C〜30°C
- 日中は非常に暑く、最高気温は35°Cを超えることもあります。
- 湿度が高く、午後には雷雨が発生することが多いです。
秋(3月〜5月)
- 平均気温:20°C〜25°C
- 天気は穏やかで、湿度も少し下がります。
- 秋は過ごしやすい季節で、観光にも適しています。
冬(6月〜8月)
- 平均気温:10°C〜20°C
- 日中は暖かいですが、朝晩は冷えることがあります。
- 雨が少なく、乾燥した気候です。
春(9月〜11月)
- 平均気温20℃〜25℃
- 気温が上昇し始め、湿度も徐々に高くなります。
- 自然が美しい季節です。
自然環境
ブリスベン川や周囲の公園、ビーチがあり、自然を楽しむ機会が豊富です。アウトドア活動が好きな人にとっては理想的な環境です。
ブリスベン川は市の中心を流れ、市民や観光客にとって重要なレクリエーションの場となっています。川沿いのサウスバンク・パークランドは、緑豊かな公園や人工ビーチがあり、ピクニックや散歩、サイクリングなどが楽しめます。
ブリスベン市の近郊には、マウント・クーサがあり、ここからは市全体や周囲の自然のパノラマビューを楽しむことができます。また、マウント・クーサ植物園もあり、珍しい植物や美しい景観を堪能できます。
ブリスベンはモートン湾にも接しており、美しいビーチや海洋生物が見られるスポットが点在しています。特に、モートン島やノースストラドブローク島は、ダイビングやシュノーケリング、クジラウォッチングなどのアクティビティが楽しめることで知られています。
市内や郊外には多くの国立公園や自然保護区が点在しており、ブッシュウォーキングやバードウォッチング、キャンプなどが楽しめます。たとえば、ダゴンナ国立公園やスプリングブルック国立公園は、多様な動植物や美しい滝、渓谷が見られる場所です。
このように、ブリスベンは自然環境に恵まれた都市であり、都市生活と自然の調和が取れた魅力的な場所です。
経済雇用
ブリスベンは経済的に安定しており、多様な産業が発展しています。医療、教育、テクノロジー、観光などの分野での雇用機会が豊富です。
ワーホリビザを持つ人々は、カフェやレストラン、ホスピタリティ業界、農業、リテールなどさまざまな分野で働くことができます。
教育機関・学校
クイーンズランド大学やグリフィス大学など、質の高い教育機関が多数あります。子供の教育環境も整っています。また、ブリスベンの語学学校は、高品質な教育と充実したサポート体制、多文化交流の機会を提供しています。英語力を伸ばしたい方や異文化を体験したい方にとって、ブリスベンは理想的な学びの場所と言えるでしょう。
交通インフラ
公共交通機関が発達しており、バス、電車、フェリーなどを利用して市内を簡単に移動できます。道路網も整備されており、車での移動もスムーズです。
しかしブリスベン市内の駐車場は他の大都市と比較しても少し高いイメージがあります。なので市内の移動は公共交通機関やレンタル自転車の利用をおすすめします。
街がコンパクトなので中心部は徒歩30分ほどで回ることが可能です。他の都市と比較すると娯楽施設は少ないですがショッピングモールやカフェ、美術館などでの観光を楽しめるほか、生活に必要な物資を揃えるのには苦労しないでしょう。
空港から街の中心部までは電車を使えば30分ほどで到着できます。
生活・コスト
生活費
シドニーやメルボルンと比較すると、住宅費や生活費が比較的安価です。これにより、より快適な生活を送ることができます。日本食スーパーもたくさん見かけますがシドニーと比較すると同じ商品でも少し安いイメージがあります。
家賃
住むエリアや部屋のタイプによって大きく異なります。一般的には、シェアハウスやアパートメントがワーホリに人気です。
マスタールーム $350〜
オウンルーム $240〜260
シェアルーム $150〜
(Gumtree、JAMS、日豪プレスより2024年9月)
文化とイベント
ブリスベンには多くの劇場、博物館、美術館、音楽イベントなどがあり、文化活動が盛んです。食文化も多様で、さまざまな国の料理を楽しむことができます。
週末にはマーケットが開かれたり8月にはEkkaと呼ばれるQLD最大のお祭りがブリスベンで開かれます。他にもオーストラリアの祝日アンザックデーには盛大なセレモニーが開かれます。
日本食のフェスティバルも開催されたりと娯楽施設は少ないですが季節ごとにイベントを楽しむことができます。
ワーホリに向いているのか
家賃・物価
家賃
ブリスベンの家賃は、場所や物件の種類によって大きく異なります。市内中心部や人気のあるエリアでは家賃が高く、郊外に行くほど比較的安くなります。以下は一般的な家賃の目安です。
- ワンルームアパート(市内中心部):週あたり$約400〜600
- ワンルームアパート(郊外):週あたり$約300〜450
- 3ベッドルームハウス(市内中心部):$週あたり約700〜1000
- 3ベッドルームハウス(郊外):$週あたり約500〜750
物価
ブリスベンの物価は、オーストラリアの他の主要都市(シドニーやメルボルン)に比べるとやや低めですが、生活費はそれなりにかかります。以下は、一般的な物価の例です。
- 食料品:
- 牛乳1リットル:$約1.50〜2.00
- パン1斤:$約2.50〜4.00
- 鶏胸肉1kg:$約10〜15
- 卵12個:$約3.50〜5.00
- 外食:
- カフェでのコーヒー1杯:$約4〜5
- 普通のレストランでのランチ:$約15〜25
- 高級レストランでのディナー:$約50〜100
- 交通費:
- 市内の公共交通機関(バス・電車・フェリー)の片道切符:$約3〜5
- 月間交通パス:$約120〜150
2024年9月現在、北東部クイーンズランド州政府が運営する公共交通機関の料金が、片道50セントで乗り放題です。
家探し
私はブリスベンで家探しをした際は比較的すぐに見つかりました。有名な求人サイト以外でもFacebookのMarcket placeでも家探しができるのでおすすめです。
ブリスベン家探しのステップ
1. 予算設定
まずは、毎月の家賃や光熱費、食費などを考慮して予算を設定しましょう。ブリスベンの家賃相場は地域や物件の種類によって異なりますが、シェアハウスなら週に$150-$250程度、アパートなら週に$300-$500程度が一般的です
2. エリア選び
ブリスベンは大きな都市で、エリアによって雰囲気や利便性が異なります。
以下は人気のエリアの例です。
- CBD(セントラルビジネスディストリクト):便利な立地で、仕事や学校に通いやすいですが、家賃はやや高め。
- フォーティテュード・バレー:ナイトライフが充実しており、若者に人気のエリア。
- ウエストエンド:カフェやレストランが多く、文化的な雰囲気が魅力。
- サウスバンク:公園や美術館があり、リラックスした環境。
3. 家探しの方法
ブリスベンでの家探しには、以下の方法があります:
- オンラインサイト:Realestate.com.au、Domain.com.au、Flatmates.com.auなどのサイトで物件情報を検索できます。
- フェイスブックグループ:現地のコミュニティグループや日本人向けのグループで情報を得ることができます。
4. シェアハウスかアパートか
ワーホリ中の滞在期間や予算に応じて、シェアハウスかアパートを選びます。シェアハウスは費用を抑えられる反面、プライバシーが少ないことがデメリットです。一方、アパートは快適ですが、費用がかかります。ブリスベンの生活に慣れてきたら友達と賃貸をシェアするのもおすすめです。
仕事探し
人口の増加に伴い街が急発達していることから、生活に困らない程度のレストランやカフェが立ち並んでいます。しかし、都市の規模が小さいので働くことのできるレストランやカフェの店舗数、それに伴う求人数も少な目です。求人の種類もカフェやキッチンスタッフなどの飲食店が多いイメージです。
ブリスベンの都市で働いていたときは派遣のアシスタントナースをしていました。私の場合は比較的すぐに仕事を見つけることができました。
またブリスベン周辺には多くの農場があり、収穫やパッキングの仕事があります。これらの仕事は、セカンドビザ取得の条件にもなります。
ブリスベンで都市の生活をした後セカンドビザを取るためにブリスベン近郊でファームを探すことができ、移動のコストを抑えられるのでファームを考えている方におすすめです。
私はブリスベンまで車で1時間のバーペンガリーと言うところでラズベリーファームのメンテナンスをしてセカンドビザを取得しました。
仕事探しの方法
- オンライン求人サイト: Seek、Indeed、Gumtreeなどの求人サイトで仕事を探すことができます。特にGumtreeは短期の仕事が多いため、ワーホリの方に適しています。
- ローカルの掲示板: カフェや図書館、スーパーマーケットなどの掲示板には、地元の求人情報が掲示されていることがあります。
- エージェント: 専門のリクルートメントエージェントに登録することも、仕事探しを効率化する方法の一つです。
娯楽施設が少なくて勉強に集中できる!節約もできる!
他の大都市と比較するとコンパクトなので娯楽施設は少ないですがブリスベンでも十分に楽しめる場所やアクティビティはあるので安心してください。さらに、ゴールドコーストやサンシャインコーストにも車で1時間以上はかかりますが簡単にアクセスできるため、週末の小旅行も楽しめます。
飲食店なども他都市と比べると少ないので長く滞在していると物足りなさを感じるかもしれませんが高い外食代を節約することができます。
おすすめアクティビティ
1サウスバンクパークランド
サウスバンクパークランドは、ブリスベン川沿いに広がる美しい公園で、無料で利用できる人工ビーチやプールがあります。リラックスした一日を過ごすのに最適です。
2. ブリスベン植物園
ブリスベン植物園は、シティやマウントクーサに位置しています。多種多様な植物が見られるだけでなく、静かな環境で自然を楽しむことができます。
4. ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ
動物好きな方には、ローンパイン・コアラ・サンクチュアリがおすすめです。ここでは、コアラを抱っこしたり、カンガルーに餌をあげることができます。
5. フォーティテュード・バレー
ナイトライフを楽しみたい方には、フォーティテュード・バレーがおすすめです。多くのバーやクラブがあり、夜遅くまで楽しむことができます
6. ブリスベン川クルーズ
ブリスベン川をクルーズするのも素敵な体験です。昼間には景色を楽しみ、夜には夜景を満喫できます。
7. ウィーケンドマーケット
私のおすすめのマーケットです。世界中の料理(もちろん日本食も)が約70店舗以上あり素敵な音楽、お酒と楽しむことだできます。
ブリスベンでは、週末に様々なマーケットが開催されています。地元の食材やアート作品、ハンドメイドの品々を楽しむことができます。
ビーチが遠い‥マリンスポーツや海好きには向いてないかも
人工ビーチが街中心部にあり楽しむことができますが通常のビーチはないのでマリンスポーツを楽しみたい方にはあまり向いていないです。
サンシャインコースととゴールドコーストの中間部にあるので各所へのアクセスはしやすいですが車で1時間以上はかかるので車がないと気軽に行くことは難しいです。
比較的安全な都市
ブリスベンはオーストラリアの中でも比較的安全な都市とされています。犯罪率は低く、公共の場所や交通機関も整備されています。ただし、夜間の一部のエリアや人通りの少ない場所では注意が必要です。一般的な安全対策として、貴重品の管理や人混みでの注意を忘れずに。
しかしブリスベン郊外は地域によって注意が必要。暗くなってからは1人で行動しないようにしましょう。特に若者には絡まないようにしましょう。
私は半年住んでいましたが特に危険なことはありませんでした。
まとめ
ブリスベンは美しい川沿いに位置し、緑豊かな公園やビーチも近くにあります。同時に、都市生活の利便性も兼ね備えているため、自然と都会の両方を楽しみたい人に最適です。
娯楽施設は少ないですが季節ごとにイベントやマーケットを楽しむことができたりハイキング、サイクリングなどアクティブなアウトドア活動の選択肢が豊富です。活動的なライフスタイルを楽しみたい人には理想的な場所です。
しかし、他都市と比べ求人が少ないのでブリスベンに来る方は仕事探しの準備をしっかりしてから渡航するようにしましょう。
私はサーフィンが好きなのでブリスベンは少し不便でしたが休日にはサンシャインコースとやゴールドコースに行く選択肢ができるのでとても贅沢でした。田舎と都会の両方を楽しむことができるので穏やかな生活を送ることができました。
これからワーホリを検討している方・ブリスベンに興味がある方の参考になると嬉しいです。